食と健康

コレステロールをめぐる諸説紛々

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photo credit: Chi King via photopin cc

 

先日お話したコレステロールについて、
(参照 ⇒コレステロールと動脈硬化の腐れ縁!?
もう少しだけ付け加えて、お話しておきます。

たとえば糖尿病や高血圧について、私たちが信じていること

糖尿病や高血圧など、
生活習慣病の発症原因はまだ明らかになっていません。

砂糖が悪者になっていますが、
砂糖や塩を摂り過ぎることで、糖尿病や高血圧になる
と証明された例はありません。

だから、砂糖や塩を控えても、糖尿病や高血圧が治ることはありません。

私たちには、頻繁に入ってくる情報を
信じてしまうクセがあります。

そして一旦信じてしまうと、
違う情報を否定しようとするクセもあります。

ではコレステロールについて、常識と思っていることは?

コレステロールに関しても、
専門家の間でも意見は分かれています。

日本動脈硬化学会、厚生労働省の見解は、

「コレステロールや、LDL悪玉コレステロールが高いと
 動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞の危険が高まる」

と言うもので、長い間、私たちの常識となっています。

一方、日本脂質栄養学会では、
48000人のデータを比較した結果等から、

「コレステロールが高い方がむしろ長生きする、
 薬を使ってまで、コレステロールを下げる必要はない」

との見解で、厚生労働省に対して
指針を見直すようにとの要請を出しています。

  • コレステロールを下げようと、食事の努力を数年継続しても、
    数値は有意には下がらない。
    また、その食生活によって、かえって死亡率が高まる。
  • コレステロールが高くても、心臓病死は増えない。
  • LDLコレステロールの高い方が、むしろ長生きする。
  • コレステロールを薬で下げる必要は無いし、下げ過ぎるとかえって死亡率が上がる。
  • 現在は植物油を過剰に摂取し過ぎている。
    むしろ植物油は、摂りすぎないように指導するのがよい。

というのが要請の大まかな内容です。

もしこの意見が正しければ、
コレステロール値の高い人は、多額の費用を使って、
むしろ健康を損なう治療をしていることになります。

といっても、ある試算によれば、
コレステロールの薬による治療で、
毎年9000億円もの膨大な医療費がかかっていることから、
製薬会社や医者の利益を考えると、早期の研究は期待できないでしょうね。

真に国民の健康を考えるならば、
双方共同での研究もできるのでしょうが、

莫大な利益の前には、そんな考えなど無力なのでしょう。

コレステロール値の高い方、どちらの言い分を信じますか?

ことはあなたの命に関わる問題です。

 
こちらの記事もぜひ読んでみてくださいね。
 ⇒健康情報・健康産業と上手にお付き合いしましょう。
 ⇒コレステロール低下薬をネタに健康情報について考えてみる

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