
photo credit: 藍川芥 aikawake Night View | 2016 X'mas Light of Street in Tokyo via photopin (license)
カラーバス効果
自分の乗っている車と同じ車種はよく目に留まります。
ゴルフを始めると、自然とゴルフショップが目につくようになります。
このように、私たちには、興味のある物の存在に気づきやすくなったり、
発見しやすくなったりする現象があります。
心理学では「カラーバス効果」と言い、
同じ条件で視界に入ってきても、人によって見えるものが異なります。
私のような釣り好きは、釣り道具屋が目に付きますが、
妻は釣り道具屋がどこにあるか、ほとんど知りません。
反対に、妻の知っている雑貨屋には、教えてもらわなければ行けませんでした。
ちなみに、釣り道具屋も雑貨屋も、よく二人で通っている道にあります(⌒_⌒)
目ではなくて、脳で見る
視覚的には全く同じものが見えているはずなのに、
脳が知覚するところは、人によって全く違ったものになるんですね。
脳に入ってくる情報は膨大なものですから、
そのすべてを知覚すると脳は煙を吐いちゃいます。
そこで脳は、自分にとって重要だと思われる情報を、
選択的に取り入れるようにしています。
「 人は目ではなく、脳で見ている 」と言ってもいいでしょう。