食と健康

バターとマーガリン、どっちがいいの!?

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photo credit: skittledog via photopin cc

 

マーガリンの人気の秘密?

1960年代の話ですが、
バターやラードといった飽和脂肪酸がコレステロール値を上昇させ、
心筋梗塞を引き起こす原因になっていると発表されました。

植物油に多く含まれる不飽和脂肪酸が、健康に良いと考えられたため、
マーガリンが一躍健康に良いと宣伝されました。

しかも、健康に良いのは多価不飽和脂肪酸で、
オリーブ油に多く含まれる、一価不飽和脂肪酸は体に悪いとも伝えられました。

その後、スウェーデンの学者が、
心筋梗塞を含む冠動脈疾患の患者の、
飽和脂肪酸や不飽和脂肪酸、コレステロールの摂取量は、
健康な人の摂取量とほとんど変わらない、というデータを発表しました。

すると、植物油を支持する研究者たちは、
αリノレン酸や、品種改良された菜種から製造された
キャノーラ油が体に良いと発表しました。

植物性油脂と動物性油脂

現在、オリーブ油は体に良いと言われていますし、
キャノーラ油を過剰に摂取すると、アレルギー反応を起こすとも言われています。

バターとの争いに一時は勝ったマーガリンですが、
マーガリンに含まれるトランス脂肪酸のおかげで、
販売を法律で禁止する国も実は多くあります。

日本の厚生省は、欧米人に比較して、
日本人は摂取量が少ないとして、
特に規制はしないとの立場をとっています。

動物性の脂質より、植物性の脂質の方が体に良い、との説は
一時期大々的に発表され、植物性油脂の商品の宣伝に、大いに利用されました。

今の日本人の中には、未だにバターよりも
マーガリンの方が体に良いと思っている人が大勢おられます。

なぜなら、マーガリンの摂り過ぎは体に害を及ぼす可能性がある、との説は、
大きなニュースとして扱われなかったからです。

このように、商品に都合のよい情報は、溢れるほど与えられるのですが、
都合の悪い情報は、多くの場合、消費者には届きにくくなっています。

健康に関する情報は、鵜呑みにはできないと知っておきましょう。

バターとマーガリンの争いは終わったわけではありません。
これからもいろいろな説が発表される度に、優位性は変わると思います。

絶対に変わらないもの・・・

バターでもマーガリンでも、摂り過ぎは体に良くありません。

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