健康よろず語り

タバコは長生きに良いかもしませんよ。て言ったら、怒られますか?

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photo credit: Theis Kofoed Hjorth via photopin cc

 

皆さんがお持ちの健康に関する知識のほとんどは、根拠の希薄なものか、
“現在のところ”という条件付きで暫定的に考えられているものです。

いろいろな病気に悪いとされているタバコでさえ、
人によっては長生きの秘訣になるのかも知れません。

だって世界最長寿者1位と2位は喫煙者だったんですから。

歴史上、タバコがいかに“悪者”であったか

コロンブスが新大陸から持ち帰って以来、
タバコの歴史は500年を超えます。

しかし肺ガンが登場するのは、その400年後以降の話。

寿命が延びたから、自動車の排気ガスが・・・
といろいろな説はありますが、

わが国の喫煙率と肺がん死が反比例している理由は説明されません。

 
まず統計データから。
厚生労働省の『人口動態統計』によると、

全ガンの年間死亡者は約34万人(死因のトップ)に達します。

うち肺ガンは約6万7千人(いずれも2008年)で、

1998年以降は部位別のトップを走っています。

ところが時系列で見ていくと意外な事実が見えてきます。

1950年は首位の胃ガンが3万1千人なのに対し、肺ガンは1千119人、

部位別だと子宮、肝臓、大腸・・・とつづき、白血病につぐ第8位でした。

2008年と比較すれば胃ガン(2位)は1・6倍なのに、
肺ガン死は実に60倍という急増ぶりで、その勢いは今後も続きそうです。

一方、男子の喫煙率は
1950年の84・5%から2010年の36・6%まで下がりっ放しなのです。

わが国では半世紀前までは、毎年の死者が1000人前後という
マイナーな病気にすぎなかった肺ガンが、

50年の間に60倍もの死者を出すようになった訳は、
今のところ誰も説明出来ていません。

ちなみに、受動喫煙の提唱者である
国立がんセンター研究所の疫学部長であった平山雄先生は、

「日本専売公社(現JT)はタバコ病専売公社と改名せよ」
「受動喫煙を〝緩慢なる他殺〟と呼びたい」
「肺ガンばかりではない。ほとんどのガンはタバコが原因」

などの過激な言動で知られましたが、
1995年、肝臓ガン(一説には肺ガン)で亡くなられました。

健康に及ぼす影響、タバコよりもっと大きな要因がありそうです

さて、ギネスの世界記録の長寿者。

1位 ジャンヌ・カルマン /仏(1875~1997)122歳(女性)
2位 泉 重千代 /日本(1865~1986)120歳237日

ともに喫煙者でした。

ジャンヌさんは、亡くなる2年前にタバコをやめたのですが、

理由は・・・

自分で火がつけられなくなった、から。

泉さんは、長寿の秘訣は?との問いに、

「食後の一服」と答えられましたが、

より長生きするためにと禁煙を勧められ、
タバコをやめてほどなく亡くなられたそうです。

 
このように人によっては、
タバコは長生きの秘訣になった可能性も否定できません。

もちろん、それが誰にでも当てはまる、なんて言ってませんよ。

私たちは規格品ではありませんから、
外的な要因が健康に及ぼす影響は、個体差で大きく違います。

私はタバコは吸わないので喫煙擁護派でもないのですが、

1984年に行われた「受動喫煙に関する国際円卓会議」で

「有意性は認められない」と判定された仮説が
世界標準になっていくのは、どこか怖い気がします。

タバコを吸うマナーというのも勿論あります。

でもそれとこれを一緒くたにして、頭ごなしに
タバコを吸う人を毛嫌いする人が増えているのには感心できませんね。

 
大脳は一度思い込むと、なかなかその思いから離れることが困難です。

多くの健康情報は、
そんなこともあるのか、くらいの気持ちで受け取りましょう。

人生を楽しむ。

何事も楽しむ。

まずはこのシンプルなことから始めましょうよ。

 
次の記事もぜひご参考に。
 ⇒医学的には日本中、病人だらけなわけですが。
 ⇒「人生を楽しむ」という姿勢が何よりの健康法です

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