人間の特性 思考と現実

宗教と信仰と生きる力

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photo credit: Kristofer Williams via photopin cc

 

何かに困ったり苦しんだりしているときに、宗教が手を伸ばしてきます。

神や仏にすがれ、という具合いですね。

すがることで一時は安心を得ることができますが、
根本の解決にはなりません。

自分の思考を見張り、常にエネルギーを意識する、
日々の自己鍛錬だけが、自分を救うただひとつの方法です。

宗教が心の平安をもたらすか否かは、信仰心の「在り方」次第

宗教を否定するものではありませんが、
宗教に依存するのは賛成ではありません。

いろいろな意見はあるでしょうが、
自分以外のものに依存して、心の平安が得られることはありません。

依存する安心感は一時的なもので、
何かあれば簡単に吹き飛んでしまうようなものです。

まして、「自分が救われたいから」熱心に宗教活動をする、
というのは神を馬鹿にした行為です。

 
私も自分の病気を治したい一心で、
熱心に宗教活動をしたことがあります。

救われたいから言われるままに活動する。

症状が何ら変わらないと、疑問が芽生える。
信心が足りないからだと言われる。

熱心に活動している人でも、病気で亡くなるし、不運にも遭う。
全体に不安が広がる。

結局その人は、信心が足りなかったんだ、と結論づけられる。

どこから信心が足りるのか、実はわからないので、
いつも、これで十分だろうかと不安に陥る。

安心を求めたのに、逆に不安が大きくなっていることに気づく。

そして、宗教から脱退しました。

バチがあたると散々脅かされました。

汝自らを灯火とし、汝自らを依り所とせよ。

私たちは、権威に対して盲目的に信じてしまう性質を持っています。

しかし、たとえお釈迦様やイエス様が言われたことであっても、
自分で正しいかどうか考えることが必要です。

なぜそれが正しいのか考えることが、理解を深めます。

理解できれば実践ができます。

私の言うことを盲目的に信じる人はいないでしょうが、(笑)
お釈迦様やイエス様が言われたことだとしても、
盲目的に信じるのは間違いです。

自分の知識や経験をもとに、
なぜそのようなことが言われているのか、検証しなければなりません。

こと人生を幸せに生きる方法に関しては、
専門的な知識は必要ありません。

自分の価値観に拘ることなく、真実を見つめてみれば、
正しいか間違いかの判断はできます。

 
お釈迦様が亡くなられる前、弟子の一人が

「私はこの先、誰を頼れば良いのか」と聞いたそうです。

お釈迦様は、

 汝自らを灯火とし、汝自らを依り所とせよ。
 他を依り所とするな。

 真理を灯火とし、真理を依り所とせよ。

と言われたと伝えられています。

「わたしは道を説くけれども、
 それを実践するのは、あなた方一人ひとりの自由意思です。
 みずから実践して、それを体験としてつかめばよい」

これがお釈迦様の基本姿勢です。

つねに自らを依り所とするのが、仏教の教えの根本です。

人間の本能は、人が人として幸せに生きる術を知っている

私は、与えられた人間の特性、人間の本能に従うことが、
救われる唯一の方法だと考えています。

人間の本能は脳幹に収められています。

本能に素直に従って、
大脳をコントロールし、使いこなすことが、
健康と幸せへの唯一確かな道です。

大脳の自己保護という性質に「使われる」のは
神様への裏切りと言っても良いでしょう。

 
もしあなたが、神様を100パーセント信じていれば、
心には安心しかありません。

頭の中に、不平や不満、恐れや怒り、嫉妬や不安、
そんなものがあるとすれば、
神様を信じているというのは、口だけということです。

それらはすべて、大脳の自己保護の性質から出てくる
自分本位の考えです。

自分自身の思いを綺麗にしないまま救われたいと願うのは、
卑しい考えだと理解してください。

つねに自らを依り所としてこそ、信仰が生きる力となる

宗教を信じることもまた一つの選択です。

しかし、いずれにしても、
つねに自らを依り所としてこそ得られる、心の平安です。

もしあなたが、何らかの宗教に帰依するなら、

あなたが、あなた自身を、信仰をとおして高め、
あなた自身の命のなかに平安を見出すのです。

宗教であれ何であれ、自分以外の何かに依存する限り、
責任転嫁や被害妄想の大脳の罠から抜け出すことはできません。

自分にしか自分を幸せにできないのに、
幸せにしてください、と宗教に頼る。

自分にしか病気は治せないのに、
治してくださいと、医者を頼る。

それでは、幸せにも健康にもなれないのです。

 
さて、以下のお釈迦様の言葉をしっかりと検証してみてください。

あなたはこの言葉が正しいと思いますか、それとも間違いだと思いますか?

 邪悪を為すのは あなた自身である。
 あなたを汚すのは あなた自身である。
 邪悪を為さずにおくのは あなた自身である。
 あなたを浄化するのは あなた自身である。
 清浄と不浄は あなた自身に依る。
 何人も他を浄化することはできない。
 救いを他者に求めるな。
 それを得るための自己信頼を育てよ。
 仏陀は教え、進む道を示すのみである。

お釈迦様からあなたへの問いかけです。

 
こちらの記事も是非参考にしてください。
 ⇒快脳健康法と仏陀の教え
 ⇒知らぬが仏、では済まされない厳しい法則がこの世にはある。

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