人間の特性 脳の性質

自己否定や自己嫌悪の思いは誰も幸せにしません

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photo credit: Elliotphotos via photopin cc

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大脳の性質についてよく知らないために、
自分のことを責めたり、自己嫌悪におちいったりする方がおられます。

自己嫌悪や自己否定から、よいものは何も生まれません。

大脳の性質を理解することで、
それらの思いが必要のないものであることが分かります。

大脳の自己保護の性質から出てくる思いに振り回されない

大脳の自己保護という性質に気付きはじめた人は、
自分を、そして人間を、好きになれなくなることがあります。

純粋な人ですが、そのままでは幸せになれません。

大脳は、成長とともに自己保護という性質を獲得します。
自己保護の性質は、自分本位、自分が一番と無意識に考えてしまいます。

その性質の存在に気づいた多くの人は、自分を好きになることができません。

大脳の自己保護の性質は、不平や不満、妬みや怒りなどを生み出します。

この性質について知らないと、
自分の醜いところに気がついた時、自己嫌悪や自己否定につながってしまいます。

自己嫌悪や自己否定という思いから、健康や幸せが生まれることはありません。

そのような思いを抱かないために、ひとつには、
大脳の性質をよく知って、うまくコントロールする必要があります。

そしてもう一つ、自己保護という性質の裏にある
私たちの本質に気づいていくことです。

 
私たちは二つの自分を持っています。

本能による善そのものの自分と、
大脳の自己保護という性質による煩悩だらけの自分です。

誰もが皆、人間の本性として、清らかなものを持っています。

困っている人に手を貸してあげたい、人の死に涙する、
人の笑顔を見ると楽しくなる・・・

頭で考えることではなく、自然に湧いてくる善の特性に気付くと、
自分も人間も、捨てたものではないな、と思えます。

自己保護という性質から離れると、
私たちは善そのもの、清らかな存在です。

思考から一歩下がり、思考を見つめることで、
もうひとりの本性の自分と出会えます。

これを知ると自分を好きになれます。

知らないうちに思い込んでしまう癖、大脳の罠にはまらない

私たちは自分で作り上げた観念(思い込み)に縛られて生きています。

こうしなければいけない、こうあるべきだ・・・

その観念と、実際の自分の振る舞いが衝突して、
しばしば罪悪感という苦しみを作り出します。

このような観念にとらわれている限り、苦しみはなくなりません。

 
多くの人は自分の知識の中でしか生きることができません。

自分の限られた知識の中で、様々な観念を作り上げています。

安心するために、安心の基準をまず作ります。

経済的、人間的、様々なものに対して、必要な基準を考えます。

そして、それを手に入れようと頑張ります。

思うように手に入らないと、
情けなさを感じ、時には罪悪感さえも感じます。

自分で作った観念なのに、
それを絶対的なもののように思ってしまいます。

その観念に従えないと、自分を責めてしまいます。

これは大脳の自己保護の性質、一貫性・統一性の性質によるものです。

自分の考えが一番正しい、だからその通りでなければならない、

という思い込み。

そして、自分自身がその虜になっているのです。

まさしく、大脳の罠ですね。

問題は、自分で馬鹿げたことをしている、とは思っていないことです。

自分で自分の苦しみを作り出しているのに、です。

 
大脳の性質を理解して、自分が抱いている思いを見つめてやりましょう。

自己保護という性質を知ると、
自己嫌悪や自己否定が必要ないものだと理解できます。

いつのまにか思い込んでいた観念から自由になって
本質で生きるとき、私たちは健康や幸せを手に入れることが出来ます。

 
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