
photo credit: The Obazee ╰༼=ಠਊಠ=༽╯ Find Your Own Light via photopin (license)
気付かない脳
脳は自動的に、自分に都合の悪い自分に関する情報をカットするクセがあります。
良く言い訳をする人でも、自分が言い訳をしていると思っていません。
働かない人でも、自分では働き者だと思っています。
強情な人でも、自分が強情だとは思わないのです。
話をしていて、相手が強情だと感じたとします。
強情だと感じるのは相手があなたの言うことを聞かないからですね。
自分の思いをかたくなに主張すると、強情だと感じます。
では、
相手から見たあなたはどうでしょう?
相手も同じく、あなたを強情だと感じていることになります。
あなたもあなたの思いをかたくなに主張しているからです。
相手を強情だと感じるのは、相手が自分の言うことに同調しないからにほかなりません。
あなたが一歩引いて、人それぞれ考え方が違うから仕方ないな、と思い、自分の主張を引っ込めれば、話はそこで終わります。
当然、相手を強情だと感じることはありません。
このように、
相手を強情だと感じる人は、相手と同様に強情だということになります。
と言っても、あぁそうか、なんて認めることはないでしょうけど(笑)
常に自分は正しく相手が間違っている、自分は正しいことを主張しているのに同調しないのは相手が強情だからだ、と脳のクセはあなたに話しかけるでしょう。
脳のクセの言うことに反応しているままだと、あなたの強情は直ることはありません。