ダンマパダ・スッタニパータ
「スッタニパータ」は原始仏教経典で、「経の集大成」という意味を持ちます。
このサイトで引用している「スッタニパータ」は、
書籍「ブッダのことば -スッタニパータ-」(岩波文庫 中村元訳)を参考にしています。
スッタニパータは仏教の経典で、伝えられているものの中で最も古い経典だと言われています。
「ダンマパダ」も原始仏教経典ですが、「スッタニパータ」よりは新しいと考えられています。
このサイトで引用している「ダンマパダ」は、
書籍「ブッダの 真理のことば 感興のことば」(岩波文庫 中村元訳)を参考にしています。
この書籍は、「ダンマパダ」と「ウダーナヴァルガ」 という2つの経典について書かれています。
「ダンマパダ」が「真理のことば」で、「ウダーナヴァルガ」が 「感興のことば」です。
興味があればお読みください^^
いずれもお釈迦さまが亡くなられてしばらくの後、編纂が始まったそうですから、お釈迦さまのことばに当時の弟子の事情が加味されているものと推察されます。
ざっと読んでみると、大半が精神論のように見て取れます。
仏教が「こころ」を主眼にして説かれた教えである限り仕方がないのですが、良いことを思ったり行ったりすると良いことが起きる、なんて教えでは表面的なことにしか焦点が当たっていないような気がします(^^;
そんな精神論のように見えることばの中に、キラリと光ることばが見受けられます。
このサイトで紹介するダンマパダやスッタニパータの一節は、多くの精神論に埋もれて隠れている真理を表すことばです。
ダンマパダやスッタニパータは釈迦の死後、釈迦が人々に話していたことばや、弟子たちに話していたことばを、弟子から弟子に口伝えにしていたものを文字として書き残したものと伝えられています。
紹介している一節は精神論に見えることばと明らかに異なる雰囲気を持っています。
多くのことばの中に真理を表すことばを見つけた時、これこそ釈迦のことばだと感じます。
もちろん、私の勝手な解釈です(笑)