自己表現が得意な子と、共感力のある子は別?
いえ、両方を同時に育てることは可能です。親子でできる実践方法をご紹介します。
「うちの子は自己主張が強くて…」
「逆に遠慮しすぎて、自分の気持ちを出せない…」
子どもの性格を見て、どちらかを“欠点”のように感じてしまうことがありますよね。
でも実は、共感力と自己表現はセットで育てることができるんです。
共感力とは「相手の気持ちに気づく力」
共感力とは、ただ「優しい」ということではありません。
それは「相手の気持ちを想像できる力」、
もっと言えば「自分とは違う視点を持てる力」です。
この力が育つと:
- 友達とのトラブルが減る
- 助けを求める子に気づける
- 社会性・対人力が自然と育つ
現代の子どもにとって、とても大切なスキルのひとつです。
自己表現とは「自分の心を形にする力」
一方、自己表現は「思ったことを相手に伝える力」です。
それはワガママではありません。
- 怒っている理由を言える
- 嬉しいことを共有できる
- 助けが必要と伝えられる
自分の“心の中”を誰かに渡す力です。
絵本づくりが、この2つを同時に伸ばす理由
絵本を作るとき、子どもは自分の気持ちや想像を物語に乗せます。
- 自己表現:「こんな主人公にしたい!」
- 共感力:「このキャラはどんな気持ちかな?」
といったように、“自分”と“他者”の視点を行き来する体験になります。
さらに、親や祖父母と一緒に作ることで:
- 「それって、こういう気持ち?」と対話が生まれる
- 「その考え、面白いね」と認め合える
- 「この子、そんなふうに感じていたんだ」と気づける
まさに共感と自己表現が自然に交差する場になります。
👉 詳しくはこちら:
親子でAI絵本づくり!「ちびっこ絵本作家養成工房」サービスのご案内
親ができる3つの関わり方
- 「どう思った?」と聞いてみる
→ 感じたことに名前をつけてあげる - 意見を否定しない
→ 「でも」「それは違う」ではなく、「そう思ったんだね」 - 親自身も表現する姿を見せる
→ 感情を言葉にする手本になる
これだけでも、子どもの心は大きく動きます。
🌱 まとめ:表現と共感は“反対”じゃない
共感力と自己表現は、バランスをとるものではありません。
むしろ、お互いを育て合う“両輪”なのです。
子どもたちが「自分の気持ちを伝えながら、相手の気持ちにも気づける」ようになること。
それは、これからの社会を生きるうえで、大きな力になります。
📗 絵本づくりで、心の力を育てよう!
→ 親子でAI絵本づくり!「ちびっこ絵本作家養成工房」サービスのご案内
コメント