転職を考えても、なかなか決断できないあなたへ
「もう辞めたい」
「でも、やっぱり不安…」
「いつまでも決められない自分がイヤになる」
そんなふうに悩んでいませんか?
でも大丈夫。
あなたは「勇気がない」のではありません。
ちゃんと、自分の心と向き合おうとしているからこそ、迷っているのです。
本能が「変化」を恐れているだけ
人間の脳の中には、古代から生き延びるために働いてきた「原始脳(本能)」があります。
この原始脳は、新しい環境や未知の状況を“危険”とみなすクセがあります。
だから、転職のような大きな決断の前には、
・「失敗したらどうしよう」
・「生活が安定しなくなるかも」
・「今のままでも我慢できるのでは?」
といったネガティブな想像が次々と湧いてくるのです。
これは「勇気がない」のではなく、あなたの本能が一生懸命あなたを守ろうとしている反応なのです。
自分を責める必要はまったくない
「自分は決断力がない」「優柔不断だ」と責めたくなる気持ちもわかります。
でも、それは自分の本能の働きを知らないから。
原始脳は、「変化=危険」「現状維持=安全」だと判断します。
つまり、「今の仕事に不満があっても、辞めるほうが怖い」と思ってしまうのは、ごく自然なことなのです。
迷っている今こそ、思考の出番
大切なのは、この不安が“本能から来ている”ことを知ることです。
そうすれば、あなたはその感情をただの“反応”として受け止められるようになります。
そして、落ち着いて思考する時間を作ってみてください。
・「自分はどんな働き方をしたいのか?」
・「今の職場で満足している点は何か?」
・「もし転職がうまくいったら、どんな気持ちになるだろう?」
こうした問いが、あなたを“本当の自分の望み”へと導いてくれます。
決断とは、感情とのバランスを取ること
決断とは、何も感情を押し殺して行うものではありません。
「怖い」という気持ちを否定せず、でもその先の「こうしたい」という意志にも目を向けること。
本能に流されず、思考の舵を取り戻す。
それが、あなたらしい人生を選びとる第一歩です。
決断できないのは勇気がないからじゃない。
それは、あなたの心が丁寧に選ぼうとしている証です。
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