「友達はもう内定決まったのに、自分は…」
転職活動をしていると、SNSや人づての話で「うまくいってる人」を目にすることがあります。
「あの人はもう転職して給料も上がったらしい」
「自分はまだ面接も通らない」
「自分だけが置いていかれている気がする…」
でも、その**「比較の苦しさ」**は、あなたの“弱さ”ではありません。
無駄な比較も「本能の働き」──でも、それだけじゃない
人間は、周囲との比較によって自分の立ち位置を把握しようとする性質を持っています。
【げんしくん(原始脳)】

げんしくん
比べろ、比べろ!順位を知っておかないと危険だぞ!
取り残されたらお前は負けだ!
「自分の軸を持たない状態」だと、比較はさらに苦しくなる
自分の意志や軸がはっきりしないと、無意識に他人の評価・状況を「自分の価値の基準」にしてしまいます。
【きづきちゃん】

きづきちゃん
自分の評価がブレブレのときほど、誰かの成功がまぶしすぎて苦しくなるんだよね…。
さらに比較が生む「自己否定」も連鎖する
比較の先に待っているのは、「自分には無理」「やっぱり自分はだめだ」という自己否定。
これも防衛本能の一つです。あえて自分を低く見積もることで「傷つくのを避けよう」とする仕組みでもあります。
【ほんのうくん】

ほんのうくん
無理するな。どうせ勝てない。負けるくらいなら、最初から諦めておけ!
解決のカギは「比較から“観察”への転換」
他人の動向を見ないのは不可能です。
だからこそ、それを「比較」ではなく「観察」に変えることがポイントです。
✔ 比較:「あの人は上、私は下」
✔ 観察:「あの人はそういう道を選んだんだな」
違いを見つけたら、「私ならどうしたい?」という問いに切り替える。
本能や比較に引きずられない“思考”を持とう
【きづきちゃん】

きづきちゃん
比べたくなる気持ちはあるけど……
私は私のペースで、納得いく転職をしたいんだ。
【げんしろう】

げんしろう
…そっか。なら、お前が選ぶ道を見守るぞ。
まとめ|焦る気持ちの正体を見抜こう
- 他人との比較は本能的な働き
- 自分の軸がないと、比較が依存になり苦しくなる
- 本能は「防衛」のために自己否定すら使ってくる
- 比較を「観察」に変え、自分の考えを取り戻すことが大切
関連記事:こちらもお読みください
「不安」がやめどきを教えてくれる:本能を転職の味方に変える思考法
こちらもおすすめです!!

コメント