はじめに
転職活動中の20代のあなた。
仕事探しを始める前に、「自分が何を楽しいと思うか」を考えたことはありますか?
仕事に選ばれるためには、自分が楽しいと思えること、情熱を注げるものを見つけることが大切です。採用された仕事の中で楽しさや情熱が見つかれば良いですが、仕事探し前に大まかでもいいので、自分の好きなことを見つけておくと、共鳴する仕事に出会いやすくなります。
でも、私たちは不安や不快を敏感に察知する本能を持っていて、それがすべての出来事で過剰に働き、悩みや苦しみの原因に。
たとえば、「自分に合う仕事がないかも」と不安になるのは、昔の「集団から拒絶される=死」を避けるための強力な本能です。
また、本能は「べき」「ねば」を好むので注意が必要です。
楽しもうとしなければ、情熱を傾けねば、なんて思った瞬間に、あなたの心は本能に支配されているからです。
この本能は強いですが、楽しさや情熱に触れることで、不安を抑え込むことができます。
今日は、仕事探し前に楽しさを見つける3つのステップを紹介します。
あなたも、楽しさを軸に仕事に選ばれる準備を始めませんか?
1. 本能の不安を『心地良い記憶』で整える
本能の「不安センサー」は、「どんな仕事が自分に合っているか分からない」と過剰に反応し、楽しさを見つけるプロセスを邪魔します。
昔、危険を見逃すと命に関わったため、この本能は簡単に抑えられません。
でも、過去の「心地良い記憶」を振り返ることで、本能の不安を整え、楽しさを見つけやすくなります。
心地良さが、あなたの心を穏やかにします。
実践: 静かな場所で、過去の「楽しかった記憶」を思い出しましょう。
たとえば、「旅行で美しい景色を見た瞬間」を思い出し、「あの楽しさを仕事でも感じたい」と呟きます。
私のクライアントVさんは、子供の頃の「絵を描く楽しさ」を思い出し、イラスト関連の仕事に挑戦したら、内定を獲得。
心地良い記憶で、本能の不安を整えましょう。
2. 楽しさと情熱を『小さな実験』で発見する
本能は「失敗=危険」と過剰に反応し、新しい挑戦を避けようとします。
でも、仕事に選ばれるためには、楽しさや情熱を見つける「小さな実験」が必要。
軽い気持ちで試してみることで、本能の過剰反応を抑え込み、自分の好きなことを発見できます。
小さな一歩が、大きな情熱に繋がるんです。
別に仕事につながることを意識しないで大丈夫。
とにかく、楽しいと思えること、気が付いたら時間が経っていた、と思えることにどんどん挑戦してみてください。
実践: 1週間に1つ、「楽しそう」と思うことを試してみましょう。
たとえば、料理が好きなら「新しいレシピに挑戦」、写真が好きなら「週末に撮影散歩」。
私がサポートしたWさんは、写真撮影を試したら「人を撮る楽しさ」に気づき、フォトグラファーの仕事に応募して採用されました。
小さな実験で、楽しさと情熱を見つけましょう。
3. 見つけた楽しさを『未来の物語』に結びつけて本能をリセット
本能の「不安センサー」が「この選択でいいのか」と繰り返すなら、見つけた楽しさを「未来の物語」に結びつけることで、不安を強制リセットできます。
楽しさを仕事にどう活かせるか具体的にイメージすると、本能が「これでいい」と納得しやすくなります。
未来への希望が、あなたのエネルギーを高めます。
実践: ノートに「楽しさを活かした未来の物語」を書き出しましょう。
たとえば、「料理が楽しいから、カフェで働く私を想像する」と書いて、好きな飲み物を飲みながらイメージします。
私のクライアントXさんは、「人を助けるのが楽しい」を軸に介護職をイメージしたら、不安が減り、面接で自然に話せて内定を獲得。
未来の物語で、本能の不安をリセットしましょう。
おわりに
仕事に選ばれるためには、楽しさや情熱を見つけることが大切。
仕事探し前に「心地良い記憶」で本能の不安を整え、「小さな実験」で楽しさを発見し、「未来の物語」に結びつければ、共鳴する仕事に出会えます。
本能の「不安センサー」が過剰に働いても、楽しさを軸にすることで、穏やかに転職活動を進められます。
あなたはすでに、仕事に選ばれる力を持っています。
楽しさを味方にして、転職の第一歩を踏み出しませんか?
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