転職に迷うあなたへ|「転職すべきか分からない」が終わらない理由

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転職を考え始めてから、ずっと気持ちが落ち着かない。
辞めたい理由は確かにあるはずなのに、いざ言葉にしようとすると曖昧になる。
「このままでいいのか」という問いだけが、頭の中で何度も繰り返される。

多くの人はここで、
「自分は決断力がない」
「覚悟が足りない」
と自分を責め始めます。

でも、少し立ち止まって考えてみてください。
転職がはっきりしないのは、あなたが優柔不断だからではありません。
今の仕事と、あなた自身との関係が、まだ整理されていないだけなのです。

今の仕事の何が気に入らないのか。
工夫しても乗り切れないものなのか。
楽しみを見つけようとしたのか。
自分の力を、きちんと注いだと言えるのか。

これらの答えが曖昧なままでは、
転職する・しない、どちらを選んでも心は落ち着きません。
そしてそのまま転職すれば、
次の仕事でも、同じような違和感にぶつかる可能性が高いのです。

このサイトは、
転職を急がせる場所ではありません。
我慢を美徳として押しつける場所でもありません。

転職を考える前に、
「自分は仕事とどう向き合う人間なのか」
そこを一度、はっきりさせるための場所です。

答えは、外にはありません。

ここまで読んで、
「まさに今の自分のことだ」と感じた人もいるかもしれません。

転職に迷っている人の多くは、
特別な問題を抱えているわけではありません。
むしろ共通しているのは、ある“状態”に入っているという点です。

それは、
不満や違和感は確かにあるのに、
それが何なのか、自分でもはっきり分からなくなっている状態。

まずは、
転職を考え始めた人が陥りやすいこの状態を、
一緒に整理していきましょう。

その前に

  1. 転職 どうよ 【30秒チェック】転職を急ぐ前に、まずここを確認してください
    1. チェック①
    2. チェック②
    3. チェック③
  2. チェック結果の見方
  3. なぜこのチェックが必要なのか
  4. 転職が曖昧になる人に共通する状態
      1. 不満はあるが、整理されていない
  5. 今の仕事について、まず確認すべき4つの問い
    1. 今の仕事の何が気に入らないのか
    2. 工夫しても乗り切れないものか
    3. 楽しみを見つけようとしたか
    4. 自分の力を注げたか
  6. 現状を受け入れられない理由と、その見方を変える視点
    1. 現状は「与えられたもの」ではなく「積み重ねの結果」かもしれない
    2. 人生に対する姿勢は、エネルギーとして外ににじみ出る
    3. 量子学的にも示唆されている「引き寄せ」という考え方
    4. 必要な人が現れ、必要でなくなると去っていく
  7. この視点を持たずに転職すると起こること
    1. 場所は変わっても、同じ構造が再現される
    2. また不満が溜まる
    3. また「何か違う」と感じる
    4. また転職を考える
    5. 問題は会社ではなく、自分と仕事の関係性
  8. 転職前に必要なのは「自己分析」ではない
    1. 必要なのは“仕事に対する姿勢の確立”
    2. 「何を妥協できて、何は無理なのか」を言語化しているか
    3. 「本気を出す前提」で仕事を考えているか
    4. 仕事に「何を求めているのか」を勘違いしていないか
    5. 姿勢が定まらない限り、選択は“運任せ”になる
  9. 原始脳=本能=無意識の働き
    1. 原始脳(本能)は「今が嫌」→「とにかく逃げろ」と命令する
    2. 原始脳は原因分析をしない
    3. 原始脳は再発防止も考えない
    4. 無意識の判断ほど、本人は「合理的」だと思っている
    5. だからこそ「一度立ち止まって考える」必要がある
    6. 本能に気づいた瞬間、選択の主導権が戻ってくる
    7. なぜ人は、科学的根拠があっても「原始脳に影響されている」と認めたがらないのか
      1. 自分は「ちゃんと考えて判断している」と思いたい
      2. 原始脳は「自分の一部」すぎて、客観視しづらい
      3. 本能の判断は「合理的な言葉」に化ける
      4. 認めた瞬間、責任が自分に戻ってくるから
      5. でも、否定し続ける限り、主導権は戻らない
  10. 私が勧める判断の順番
    1. 今の仕事への向き合い方を言語化する
    2. 自分の限界ラインを理解する
    3. それでも無理なら、転職する
    4. これは「我慢」ではなく、主体的な撤退判断
  11. 思考を自分に取り戻そう
    1. 転職を煽らない
    2. 我慢を美化しない
    3. 仕事との向き合い方を整える
    4. 「どう働く人間でいたいか」をはっきりさせる場所
    5. 転職する・しないの前に、立ち止まるための場所
  12. まとめ
  13. 今日やることは、これだけでいい
    1. なぜ「何が嫌か」ではなく、「何を避けてきたか」なのか
    2. 書くときのルールは1つだけ
    3. この1行が教えてくれること
    4. 最後に
  14. 実際のカウンセリング例

転職 どうよ 【30秒チェック】転職を急ぐ前に、まずここを確認してください

👉 次の3つすべてに「YES」と言えないなら、転職はまだ急がなくていい。

チェック①

今の仕事に対して「工夫し切った」と言えますか?

  • やり方を変えた
  • 関わり方を変えた
  • 自分なりに改善を試みた

それでもダメだった、と言えますか。

「面倒だった」「気が進まなかった」
で止まっているなら、
それは限界ではなく、未着手です。

チェック②

心身の限界ラインを、本当に超えていますか?

  • 眠れない
  • 体調を崩している
  • 感情が壊れてきている

このレベルでしょうか。

それとも、

  • 気分が乗らない
  • 緊張する
  • 嫌な気持ちになる

原始脳(本能)のブレーキを
「限界」と勘違いしていませんか。

チェック③

「なぜ辞めたいのか」を、感情ではなく言葉で説明できますか?

  • 何が合わないのか
  • どこが無理なのか
  • 何なら続けられるのか

これを他人に説明できますか。

「なんとなく」「もう嫌だ」
しか出てこないなら、
判断材料がまだ揃っていません。

チェック結果の見方

  • 3つすべてYES
     👉 転職は自然で、主体的な選択になりやすい
  • 1つでもNO
     👉 先に「仕事への向き合い方」を整理した方がいい

これは
我慢しろ、という話ではありません。

👉
本能に急かされて決めないための、安全確認です。

なぜこのチェックが必要なのか

転職に迷っている多くの人は、
「辞める理由」が曖昧なまま、
不安だけで判断しようとしています。

でもそれは、
優柔不断なのではなく、

👉
判断の順番を間違えているだけ

この3つを確認するだけで、

  • 残る理由
  • 辞める理由

どちらも、はっきり言葉になります。

転職が曖昧になる人に共通する状態

👉 転職に迷う人の多くは、「不満」はあるが「何が問題か」を言語化できていない。

不満はあるが、整理されていない

「今の仕事が嫌だ」
この感覚自体は、とてもはっきりしています。
朝、会社に向かう足が重い。
日曜の夜になると気分が沈む。
仕事の話題になると、無意識にため息が出る。

ところが、
何が嫌なのかを聞かれると、途端に言葉が止まります。

「人間関係が…いや、仕事量も多いし…」
「給料も安い気がするけど、他と比べたことはない」
「この会社が嫌というより、働くこと自体がしんどいのかも」

このように、
不満は確かにあるのに、焦点が定まっていない状態です。

もう一つの特徴は、
どこまでなら我慢できるのかが分からないことです。

残業は嫌だが、
「月に何時間までなら許容できるのか」は考えたことがない。
人間関係に疲れているが、
「全員と仲良くする必要があるのか」
「距離を取る工夫はできないのか」は整理していない。

つまり、
自分の中に基準線がないのです。

この状態では、
転職の判断が曖昧になるのは当然です。

なぜなら、

  • 何を避けたいのか分からない
  • 何なら受け入れられるのかも分からない

この二つが分からないまま、
「転職すべきかどうか」だけを考えているからです。

例えるなら、
行き先も決めずに「引っ越すべきか」を悩んでいるようなものです。
不安になるのは、当たり前です。

このとき多くの人は、
「現状が嫌」という感覚だけを頼りに動こうとします。

しかしその感覚は、
状況を整理するための材料にはなっても、
判断そのものを下すには、あまりにも情報が少ない

結果として、
考えれば考えるほど迷いが深くなり、
「とりあえず今は動かない」という結論に落ち着いてしまうのです。

ここで大切なのは、
「嫌だと感じている自分」を否定しないことです。
同時に、
その感覚だけで人生の選択をしようとしないこと。

次の章では、
この曖昧さを解消するために、
今の仕事に対して、具体的に何を問い直せばいいのかを整理していきます。

今の仕事について、まず確認すべき4つの問い

転職を考える前に、
一度だけ、今の仕事との向き合い方を振り返ってみてください。
これは「頑張りが足りたか」を責める作業ではありません。
自分がどんな姿勢で仕事に立っていたのかを知るための確認です。

今の仕事の何が気に入らないのか

― 人か、内容か、評価か、環境か

「全部嫌です」と感じるとき、
多くの場合、嫌な気持ちが大きくなりすぎて、
頭の中で整理が追いついていません。

例えば、

  • 上司との相性が悪いだけなのに「会社が無理」と感じている
  • 単調な業務が合わないだけなのに「この仕事は人生の無駄だ」と思ってしまう
  • 評価に納得できないだけなのに「社会がおかしい」と広げてしまう

本当は原因が一つでも、
感情が先行すると「全部嫌」という結論になりやすいのです。

まずは、
人・内容・評価・環境のどれが一番つらいのか。
一つに絞れない状態こそが、思考停止のサインです。

工夫しても乗り切れないものか

― 関わり方・やり方を変えたか

正直に言うと、
仕事の大概のことは、工夫すれば何とかなります。

同じ業務でも、

  • 手順を変える
  • 視点を変える
  • 人との距離感を調整する

それだけで、負担は大きく変わることがあります。

そしてもう一つ大切なのは、
「どう工夫するか」を考えること自体を楽しめたかという点です。

工夫を前向きなゲームのように捉えられると、
結果だけでなく、仕事そのものの手応えが変わってきます。

しかし、多くの人はここでつまずきます。
理由は単純で、本能が面倒くさがるからです。

原始脳は、

  • 余計なエネルギーを使いたくない
  • できれば何も考えずに済ませたい

さらに、
「これだけ工夫して、何の得があるのか」
と損得勘定を始めます。

この瞬間、
工夫は「楽しみ」ではなく「損な作業」になり、
試す前からやめてしまうのです。

環境だけを変えても、
この姿勢が変わらなければ、
同じ構造は次の職場にも残ります。

楽しみを見つけようとしたか

― 小さな裁量・得意分野・成長の実感

仕事の楽しさは、
最初から用意されていることの方が少ないものです。

多くの場合、

  • 自分で決められる小さな裁量
  • 少し得意だと感じられる作業
  • 昨日よりできるようになった感覚

こうしたものを拾い集める中で、
徐々に生まれてきます。

ですが、
損得勘定が強くなると、
「この仕事は将来の役に立つか」
「評価されるか」
という視点ばかりが先に立ちます。

すると、
目の前の仕事を味わう余裕がなくなり、
楽しみを見つける前に、
「割に合わない」という結論が出てしまいます。

楽しめなかったのか、
それとも楽しもうとしなかったのか
ここを分けて考えることが重要です。

自分の力を注げたか

― 本気を出したと言えるか

最後に考えてほしいのは、
今の仕事に対して、
自分なりに力を注いだと言えるかどうかです。

本能は、

  • 失敗したくない
  • 無駄な消耗を避けたい

という理由で、
無意識にブレーキをかけます。

「どうせ評価されない」
「ここで頑張っても意味がない」

そう考えて、
最初から力を出し切らないまま時間が過ぎることも少なくありません。

しかしこの状態で転職すると、
次の職場でも同じ損得勘定が顔を出し、
また同じ問いに戻ってきます。

自分は、ここでも本気を出せていないのではないか。

この感覚は、
場所を変えても消えないのです。

この4つの問いは、
「頑張れ」という話ではありません。

本能に流されたまま働いていなかったか
自分なりに工夫し、関わろうとしたか
そこを静かに確認するためのものです。

これが言葉になったとき、
転職は「逃げ」でも「賭け」でもなく、
次に進むための自然な選択に変わります。

現状を受け入れられない理由と、その見方を変える視点

👉 転職を考える前に必要なのは、仕事の善悪ではなく「自分の向き合い方」の確認。

転職に迷っている人の多くは、
今の状況を「受け入れられない」と感じています。

「こんなはずじゃなかった」
「もっと違う環境にいるべきだった」
「自分は不運だ」

こうした気持ちが湧くのは、自然なことです。
ただ、その感覚だけで現状を切り捨ててしまうと、
同じ苦しさを繰り返しやすくなります。

ここでは、
現状を肯定するためではなく、
見方を少し変えるための視点を提示します。

現状は「与えられたもの」ではなく「積み重ねの結果」かもしれない

多くの人は、
今の仕事や人間関係を
「会社に決められたもの」
「たまたま配属された結果」
だと感じています。

もちろん、
自分では選べなかった要素もたくさんあります。

しかし一歩下がって見ると、
今の環境は、

  • どんな選択をしてきたか
  • どんな場面で黙ったか
  • どんな場面で踏み出さなかったか

そうした小さな積み重ねの延長線上にあるとも言えます。

例えば、
不満があっても意見を言わなかった。
合わない仕事でも「仕方ない」と受け流してきた。
評価されなくても、深く考えずにやり過ごした。

それらはすべて、
その時点では合理的な判断だったはずです。
だからこれは、自分を責める話ではありません。

この視点の目的は一つです。
「自分には、これから選び直す余地がある」
そう気づくためです。

人生に対する姿勢は、エネルギーとして外ににじみ出る

人は、自分が思っている以上に、
内側の状態を外に漏らしています。

  • どうせ無理だ、という前提
  • 期待しないようにしよう、という防御
  • 面倒なことには関わらない、という姿勢

それらは言葉にしなくても、
態度や表情、関わり方としてにじみ出ます。

例えば、
仕事を「我慢の時間」と捉えている人は、
最低限の関わり方になりやすい。
すると、任される仕事も限定され、
成長や裁量の機会も減っていきます。

これは罰ではありません。
状態に合った出来事が起きているだけです。

このとき人は、
「環境が悪い」と感じます。
しかし同時に、
自分の姿勢が環境に影響している可能性には気づきにくいのです。

量子学的にも示唆されている「引き寄せ」という考え方

ここで少し、考え方の話をします。

量子学の世界では、
「観測者の状態が結果に影響する」
という考え方が示唆されています。

これは、
「考えれば何でも叶う」という話ではありません。
また、科学的にすべてが証明されているわけでもありません。

ただ、
見る側の状態によって、見える現実が変わる
という視点は、多くの分野で支持されつつあります。

仕事においても同じです。

「どうせ評価されない」と思っていれば、
評価されない部分ばかりが目につく。
「どう工夫できるか」と考えていれば、
改善点や可能性が自然と見えてくる。

今の環境も、
完全な偶然として片付けなくてもいい。
自分の状態が、現実の切り取り方を決めている
そう考えるだけで、主導権は自分に戻ってきます。

必要な人が現れ、必要でなくなると去っていく

人生を振り返ると、
その時々で関わる人や仕事が変わってきたはずです。

  • 学生時代に近かった人
  • 前の職場で頼りにしていた上司
  • 今はもう関わりのない仕事

それらは、
どちらが正しい・悪いではなく、
その時の自分に必要だった存在とも言えます。

状態が変われば、
必要な環境も自然と変わっていきます。

だからもし今、
今の仕事や人間関係に強い違和感を覚えているなら、
それは「逃げたいサイン」ではなく、
自分の状態が変わり始めているサインかもしれません。

変わるべきなのは、
必ずしも場所とは限らない。
自分の向き合い方や、立ち位置の可能性もある。

そう考えられるようになると、
転職は恐れるものではなく、
自然な流れの中の一つとして見えてきます。

この視点を持たずに転職すると起こること

👉 今の環境は「被害」ではなく、これまでの姿勢が生んだ結果かもしれない。

場所は変わっても、同じ構造が再現される

転職すると、最初は誰でも少し楽になります。
新しい職場、新しい人間関係、新しい役割。
「今度こそ大丈夫かもしれない」
そう感じるのは自然なことです。

ところが、しばらく時間が経つと、
また似たような違和感が顔を出します。

また不満が溜まる

最初は気にならなかったことが、
少しずつ引っかかり始めます。

  • 思ったより裁量が少ない
  • 上司の指示が曖昧
  • 評価の基準が分からない

以前の職場でも感じていたはずの感情が、
形を変えて現れてくるのです。

このとき多くの人は、
「また環境選びを間違えた」と考えます。
しかし実際には、
同じ関わり方をしていれば、同じ感情が生まれやすい
というだけのことも多いのです。

また「何か違う」と感じる

不満をはっきり言語化できないまま転職すると、
違和感もまた曖昧な形で戻ってきます。

「ここも悪くはないけど、何か違う」
「前よりマシだけど、しっくりこない」

原因が分からない違和感は、
心をじわじわと疲れさせます。

そして次第に、
「自分はどこに行っても合わないのではないか」
という自己否定に近い考えへと傾いていきます。

本当の問題が整理されていない限り、
違和感は場所を変えても消えません。

また転職を考える

こうして、
転職は一時的な回復策になり、
根本的な解決にはならなくなります。

  • 嫌になったら場所を変える
  • 違和感が出たら逃げる

このサイクルが続くと、
転職の回数が増えるだけでなく、
「自分は腰が落ち着かない人間だ」
というレッテルを自分自身に貼ってしまいます。

しかしそれは、
性格の問題でも、根性の問題でもありません。

ただし、逃げるのが悪いのではありません。

心身に限界が来ていると判断できれば、まず逃げることを考えるのが大切です。

問題は会社ではなく、自分と仕事の関係性

ここで立ち止まって考えてみてください。

  • 自分は仕事に何を求めているのか
  • どこまで関わろうとしているのか
  • 何が起きると「もう無理だ」と感じるのか

これらが曖昧なままでは、
どんな会社に行っても、
同じ場面で同じ反応を繰り返しやすくなります。

例えば、
評価を強く気にする人が、
評価制度のある会社に行けば、
必ずまた評価に不満を持ちます。

人間関係に期待しすぎる人は、
どの職場でも失望を経験します。

これは運が悪いのではありません。
自分と仕事の関係性が、まだ定まっていないだけです。

この視点を持てるようになると、
転職は「逃げ」でも「賭け」でもなくなります。

「ここでは、自分はこう振る舞う」
「これは受け入れるが、これは受け入れない」

そうした軸を持って場所を選べるようになるからです。

次の章では、
その軸をつくるために何が必要なのか。
転職前に整えておくべき考え方を整理していきます。

転職前に必要なのは「自己分析」ではない

👉 場所を変えても、仕事との関係性が同じなら、同じ不満は必ず再現される。

多くの人が転職前にやろうとするのが、
「自分は何が向いているか」
「自分の強み・弱みは何か」
といった自己分析です。

もちろん無意味ではありません。
しかし、それだけでは決定的に足りません。

なぜなら、
仕事でつまずく本当の原因は「能力」よりも「姿勢」だからです。

必要なのは“仕事に対する姿勢の確立”

まず問うべきは、能力でも適性でもありません。

  • 自分はどこまで仕事に向き合える人間なのか
  • 嫌なことがあったとき、逃げるタイプか、考えるタイプか
  • 成果が出るまで粘れるか、早めに見切りをつけるか

例えば──
「やりがいのある仕事がしたい」と言いながら、
少し大変になると
「思ってたのと違う」
「割に合わない」
と感じてしまう人は少なくありません。

これは仕事選びの問題ではなく、
仕事に対する向き合い方が定まっていない状態です。

「何を妥協できて、何は無理なのか」を言語化しているか

理想だけを並べた転職は、ほぼ確実に失敗します。

  • 人間関係は多少我慢できるのか
  • 給料が低くても内容重視なのか
  • 忙しさと安定、どちらを優先するのか

例えば、
「人間関係が嫌で転職した人」が、
次の職場で
「仕事量が多すぎる」
と不満を感じるケースはよくあります。

これは環境が悪いのではなく、
自分の許容範囲を理解していなかっただけです。

妥協点を決めていない人は、
どんな職場でも不満を見つけてしまいます。

「本気を出す前提」で仕事を考えているか

ここは耳が痛い人も多いはずです。

  • 今の仕事で、本気を出したと言えるか
  • 工夫し切ったと言えるか
  • 「どうせ無理」と決めつけていなかったか

多くの場合、
本能(原始脳)は
面倒・失敗・損を極端に嫌います。

その結果、

  • 深く考えない
  • 工夫する前に諦める
  • 期待しないことで自分を守る

という行動を取ります。

しかし、
本気を出さずに評価されなかった経験は、次の職場にも必ず持ち越されます。

仕事に「何を求めているのか」を勘違いしていないか

仕事に対する期待が曖昧な人ほど、苦しくなります。

  • 楽しさなのか
  • 安心なのか
  • 成長なのか
  • 承認なのか

例えば、
「楽しい仕事がしたい」と言う人の多くは、
実際には
不安やストレスの少ない状態を求めています。

このズレに気づかないまま転職すると、
どんな仕事も
「思ったほど楽しくない」
と感じるようになります。

姿勢が定まらない限り、選択は“運任せ”になる

自己分析だけをして転職すると、
選択の基準はこうなります。

  • なんとなく良さそう
  • 今よりマシそう
  • 周りが勧めた

しかし、
仕事に対する姿勢が定まっていなければ、
どんな職場でも同じ問いに戻されます。

👉
これが定まらない限り、
どんな選択も正解にならない。

転職の前に必要なのは、
「自分はどんな人間か」ではなく、
「自分は仕事とどう向き合う人間でいたいか」
を決めることです。

ここを避けた転職は、
場所を変えただけのリセットにしかなりません。

原始脳=本能=無意識の働き

👉 必要なのは性格診断ではなく、「どこまで向き合える人間か」という姿勢の確立。

ここまで読んで
「それでもやっぱり今の仕事はつらい」
そう感じている人もいるはずです。

その感覚自体は、間違いではありません。
ただし、その正体を知らないまま判断すると、人生は同じ場所をぐるぐる回ります。

鍵になるのが、原始脳=本能=無意識の働きです。

原始脳(本能)は「今が嫌」→「とにかく逃げろ」と命令する

原始脳は、生き延びるための脳です。
その役割は極めてシンプル。

  • 不快
  • 不安

にとても敏感です。

不安や不快を敏感に察知できた人が生き残ってこれたからです。

だから、不安や不快を感じると、
👉 理由を問わず「危険!逃げろ!」と指令を出す

例えば仕事で──

  • 上司に注意された
  • 評価されなかった
  • 失敗して恥をかいた

この瞬間、原始脳はこう反応します。

「ここは危ない。もう嫌な思いをした。離れろ」

ここに
「なぜ起きたのか」
「どう改善できるか」
という思考はありません。

原始脳は原因分析をしない

原始脳にとって重要なのは、
正しさではなく、生存確率です。

だから、

  • なぜ評価されなかったのか
  • 自分の工夫が足りなかったのか
  • 環境の問題なのか

こうした分析は一切しません。

例えば、
一度失敗した仕事に対して、

  • 面倒
  • 緊張する
  • また嫌な思いをするかもしれない

と感じた瞬間、
原始脳は
👉「もう近づくな」
とブレーキをかけます。

これが
「やる気が出ない」
「考えたくない」
「もう限界」
の正体です。

原始脳は再発防止も考えない

理性の脳ならこう考えます。

  • 次はどう工夫するか
  • 何を変えればうまくいくか

しかし原始脳は違います。

👉
「嫌な記憶=避ける」

それだけです。

その結果、

  • 仕事を深く理解しないまま終わる
  • 自分の課題に気づかない
  • 同じ失敗構造を次の職場に持ち込む

ということが起こります。

「職場を変えたのに、また同じことで悩んでいる」
この現象の多くは、能力不足ではなく、
本能任せで動いた結果です。

無意識の判断ほど、本人は「合理的」だと思っている

ここが厄介な点です。

原始脳の判断は、
本人の中ではこう翻訳されます。

  • 「この会社は合わない」
  • 「ここにいても成長できない」
  • 「もっと良い環境があるはず」

一見、冷静で合理的に聞こえます。
しかしその正体は、

👉
「もう嫌だ」という感情の後付けの理由
であることが多い。

無意識の判断ほど、
人はそれを「正しい決断」だと信じてしまいます。

だからこそ「一度立ち止まって考える」必要がある

ここで必要なのは、
原始脳を否定することではありません。

本能は、あなたを守るために働いています。
ただし、
人生の舵取りをすべて任せていい存在ではない

  • 今感じている「嫌」は何が引き金か
  • 本当に環境だけの問題か
  • 工夫し切ったと言えるか

この問いを一度挟むことで、
初めて理性が介入します。

👉
だからこそ
逃げる前に、立ち止まって考える必要がある。

これは我慢しろ、という話ではありません。
「逃げる」か「残る」かを、
本能ではなく自分で選ぶための一拍です。

本能に気づいた瞬間、選択の主導権が戻ってくる

「今、自分は本能で反応しているな」
そう気づけた瞬間、

  • 感情に飲み込まれなくなる
  • 選択肢が見える
  • 人生を“操作している感覚”が戻る

私が一貫して伝えている
「人生楽しんでナンボ」
は、
この主導権を取り戻した先にしかありません。

なぜ人は、科学的根拠があっても「原始脳に影響されている」と認めたがらないのか

👉 転職を急がせる正体は、理性ではなく「原始脳(本能)」の逃避指令である。

「人は本能に動かされている」
この話をすると、多くの人はどこか居心地の悪さを覚えます。

それは、この考え方が
プライドと自己イメージを揺さぶるからです。

自分は「ちゃんと考えて判断している」と思いたい

人は誰しも、

  • 自分は理性的だ
  • 感情に流されていない
  • ちゃんと考えて選んでいる

と思っていたい生き物です。

もし
「その判断、本能の反応かもしれません」
と言われたらどうでしょう。

それはまるで、

自分の人生が
無意識に操られている
と言われるような感覚

を生みます。

人はこれを本能的に避けます。

本能は自分を否定されること、攻撃されること、を極端に嫌うからです。

原始脳は「自分の一部」すぎて、客観視しづらい

原始脳=本能=無意識の働きは、
外から見えるものではありません。

  • いつも自分の中にある
  • 常に同じ声で語りかけてくる
  • 当たり前すぎて疑わない

だからこそ、

「これは本能の反応だ」
と気づくのは難しい。

例えるなら、
ずっと同じ眼鏡をかけていて、
その存在を忘れている状態です。

本能の判断は「合理的な言葉」に化ける

さらに厄介なのは、
原始脳の指令が理屈の形で現れることです。

  • 「この会社は合わない」
  • 「もっと自分に合う仕事がある」
  • 「環境を変えるのは前向きな選択だ」

これらは一見、冷静で正しい判断に見えます。

しかし実際には、

👉
「もう嫌だ」という感情を、後から言語化しただけ

というケースが少なくありません。

理屈の顔をしている分、
人はそれを疑いません。

認めた瞬間、責任が自分に戻ってくるから

もう一つ、大きな理由があります。

「自分が本能に影響されていた」
と認めた瞬間、

  • これまでの選択
  • うまくいかなかった理由
  • 同じ失敗の繰り返し

それらに
自分が関与していた可能性を認めることになります。

これは、正直つらい。

だから人は無意識に、

  • 環境のせい
  • 会社のせい
  • 人のせい

にしておきたくなる。

でも、否定し続ける限り、主導権は戻らない

原始脳に影響されていることを認めるのは、
敗北ではありません。

👉
主導権を取り戻すためのスタート地点です。

認めない限り、

  • 判断は自動化されたまま
  • 同じ反応を繰り返す
  • 同じ場所でつまずく

一方で、
「今、自分は本能で反応しているな」
と気づけた瞬間から、

人生は選べるものに変わります。

私が勧める判断の順番

👉 転職は最後でいい。先に「向き合い方」と「限界」を確認する。

転職する・しないの前に、
判断の順番だけは間違えないでほしい。

この順番を守ることで、
転職は「感情的な逃避」ではなく、
自分で選んだ前進に変わります。

今の仕事への向き合い方を言語化する

まずやるべきは、
今の仕事そのものを評価することではありません。

👉
自分が、どう向き合ってきたかを言語化することです。

例えば、

  • 嫌だと思いながら、最低限で流していた
  • 面倒だと感じて、工夫を避けていた
  • 評価されない前提で動いていた

こうした向き合い方は、
仕事の内容以上に結果に影響します。

逆に、

  • どこまで工夫したか
  • どこで諦めたか
  • 何を楽しもうとしたか

これを言葉にできたとき、
初めて
「この仕事が合わないのか」
「この向き合い方が合わないのか」
を切り分けられます。

自分の限界ラインを理解する

次に必要なのは、
自分の限界を正確に知ることです。

ここで言う限界とは、

  • 甘え
  • 気分
  • その日の感情

ではありません。

例えば、

  • 心身に不調が出る
  • 睡眠や生活が壊れる
  • 人として大切にできない

このラインを超えているかどうか。

一方で、

  • 面倒
  • 緊張
  • 失敗が怖い

これらは多くの場合、
原始脳のブレーキです。

「どこまでなら向き合える人間なのか」
「どこから先は無理なのか」

これを理解することは、
自分を追い込むためではなく、
無駄に削られないためです。

それでも無理なら、転職する

ここまでやって、
それでも無理なら。

👉
そのとき初めて、転職は自然な選択になります。

  • 向き合い方は整理した
  • 工夫も試した
  • 限界ラインも確認した

それでも合わない。

これは敗北ではありません。
相性の問題です。

むしろこの状態での転職は、

  • 次の職場で同じことを繰り返さない
  • 自分の基準を持って選べる
  • 期待と現実のズレが小さい

という大きな違いを生みます。

これは「我慢」ではなく、主体的な撤退判断

多くの人は、
ここを誤解します。

  • 立ち止まる=我慢
  • 続ける=根性論

ではありません。

👉
判断の主導権が自分にあるかどうか
それがすべてです。

本能に押されて辞めるのは「逃避」。
整理した上で辞めるのは「撤退」。

撤退判断ができる人は、

  • 同じ失敗を繰り返さない
  • 人生を俯瞰して見られる
  • 「次」を楽しめる

ようになります。

思考を自分に取り戻そう

このサイトは、
転職を勧める場所でも、
今の仕事に無理やり耐えさせる場所でもありません。

扱っているのは、
仕事そのものではなく、仕事との向き合い方です。

転職を煽らない

世の中には、

  • 今すぐ辞めたほうがいい
  • 環境を変えればすべて解決する
  • 合わない会社はブラックだ

そんな言葉があふれています。

確かに、
辞めたほうがいいケースもあります。

ただしこのサイトでは、
👉
「嫌だから辞める」ことを正解にはしません。

なぜなら、
理由を整理しない転職は、

  • 同じ不満を次の職場に持ち込む
  • 判断軸が育たない
  • 人生の主導権を取り戻せない

からです。

転職は手段であって、目的ではありません。
このサイトは、
その手段を使う前に考える場所です。

我慢を美化しない

一方で、

  • 石の上にも三年
  • どんな仕事も耐えろ
  • 辛いのは当たり前

こうした考え方も、
同じくらい危うい。

無理を続けて、

  • 心身を壊す
  • 自分を嫌いになる
  • 人生そのものが重くなる

これは成長でも美徳でもありません。

👉
限界を見極めることは、弱さではない。

このサイトでは、
我慢を「正解」にすり替えません。

仕事との向き合い方を整える

このサイトが一番大切にしているのは、
「どの仕事を選ぶか」よりも、

👉
「どんな姿勢で仕事に向き合うか」です。

例えば、

  • どう工夫する人間なのか
  • どこまで本気を出すのか
  • 何を楽しもうとするのか

これが曖昧なままだと、

  • どんな仕事でも不満が出る
  • 環境に振り回される
  • 判断が他人任せになる

逆に、
向き合い方が定まっていれば、

  • 多少の不満は乗り越えられる
  • 合わないものは早く見極められる
  • 人生全体が軽くなる

「どう働く人間でいたいか」をはっきりさせる場所

このサイトの役割は、
転職の正解を教えることではありません。

👉
あなた自身の基準を言語化すること。

例えば、

  • 逃げずに工夫する人間でいたい
  • 楽しめない環境には長くいない
  • 自分の力を出し切れる仕事を選びたい

こうした軸が一つでも定まれば、
転職する・しないは自然に決まります。

「辞めるかどうか」で悩み続ける状態から、
「どう生きたいか」を基準に選べる状態へ。

転職する・しないの前に、立ち止まるための場所

このサイトは、
焦らせるための場所ではありません。

一度立ち止まり、

  • 本能の声と距離を取り
  • 自分の姿勢を整理し
  • 主体的に選び直す

そのための場所です。

人生楽しんでナンボ。
仕事も、その一部に過ぎません。

ここで向き合い方が整えば、
どんな選択をしても、
それはあなたの正解になります。

まとめ

転職がはっきりしないのは、
あなたが優柔不断だからではありません。

まだ、
自分が仕事にどう向き合う人間なのか
それが言葉になっていないだけです。

例えば、

「この仕事は合わない気がする」
そう感じている人がいます。

でもよく話を聞いてみると、

  • どこが合わないのか説明できない
  • どこまでなら耐えられるのか分からない
  • 工夫し切ったかどうかも曖昧

ただ
「なんとなく違う」
という感覚だけが残っている。

これは迷っているのではなく、
判断材料が整理されていない状態です。

別の例では、

「もう限界だ」と言いながら、
本気で向き合った記憶がない人もいます。

  • 面倒だと思った瞬間に距離を取った
  • 失敗が怖くて踏み込まなかった
  • 楽しもうとする前に諦めた

それでも心のどこかで、
「このまま辞めていいのか」
という引っかかりが消えない。

これは未練ではなく、
自分の力を出し切ったと言えない違和感です。

逆に、
仕事に本気で向き合い、

  • 工夫した
  • ぶつかった
  • それでも合わなかった

そう言い切れる人は、
転職を迷いません。

なぜなら、

👉
辞める理由が、感情ではなく言葉になっているから。

大切なのは、
「辞めるか・続けるか」を早く決めることではありません。

  • 自分はどう働きたいのか
  • どこまで向き合える人間なのか
  • 何を大事にして仕事をしたいのか

これを言語化することです。

それができた瞬間、

  • 残る選択も
  • 辞める選択も

どちらも
自分で選んだ正解になります。

このサイトは、
あなたの背中を押す場所ではありません。

一度立ち止まり、
自分の仕事への姿勢を整える場所です。

転職する・しないは、
その後で自然に決まります。

人生楽しんでナンボ。
仕事も、その延長線にあります。

あなたが、
自分の選択に納得できるところから、
すべては始まります。

今日やることは、これだけでいい

👉 紙かメモに、次の一文を書いてください。

「今の仕事で、私は何を避けてきただろうか?」

なぜ「何が嫌か」ではなく、「何を避けてきたか」なのか

多くの人は、
「嫌なところ」を探そうとします。

でもそれは、
原始脳(本能)が一番得意な思考です。

  • 不快
  • 不安
  • 面倒

これらに反応するだけで、
原因にはたどり着きません。

一方で、
「避けてきたこと」を考えると、

  • 工夫を避けていた
  • 責任を避けていた
  • 失敗を避けていた

自分の姿勢が浮かび上がります。

書くときのルールは1つだけ

  • 正解を書こうとしない
  • きれいにまとめない
  • 他人に見せない

頭に浮かんだことを、
そのまま書く。

それだけで十分です。

この1行が教えてくれること

これを書けたとき、

  • まだ向き合える余地があるのか
  • もう限界に近いのか
  • 何を変えれば楽になるのか

が、自然に見えてきます。

そして不思議なことに、

👉
転職する・しないは、
この後で勝手に決まっていきます。

最後に

このサイトがやりたいのは、
あなたを急かすことではありません。

本能の声を一度横に置き、
人生の主導権を取り戻すこと。

今日のこの1行が、
あなたの次の一歩になります。

実際のカウンセリング例

Before
30代前半・事務職。
「この会社、なんか合わない」と感じては転職を繰り返していた。
人間関係、評価、業務内容…
理由は毎回違うが、どの職場でも同じ疲労感が残った。

After
転職を考える前に、
「自分は仕事にどこまで向き合える人間なのか」
「これは我慢できる/これは無理」を言語化した。

結果、環境を変えずに“関わり方”だけを調整。
同じ職場でも消耗が減り、
「ここでやれるだけやってから判断しよう」と思えるようになった。

このクライアントにお伝えしたのは、仕事の中に楽しみを見つけようとしたか、です。

もちろん仕事を生活のための行為、余暇で人生を楽しむ、という考え方でも全然かまいません。

ところが、多くの人は毎日の生活の中での楽しみを積極的に見ていないのです。

仕事の中に楽しみが見つけられたら、最強です。

まずは自分の人生を楽しもうとする思いを自分の意志で作り上げてください。

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転職に迷うのは当たり前。実は「原始脳」があなたの思考を支配しているからです。

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