小学生がつくる絵本の可能性創造力は何かを作りながら鍛えるものです。絵本作りは創造力を鍛えるツールです。

小学生が自分で絵本を作る体験には、どんな可能性があるのでしょうか？

表現力・想像力・自己肯定感を育む、絵本づくりの力をご紹介します。

「うちの子にも、絵本って作れるの？」
「文字を書くのもまだまだだけど、大丈夫？」

そんな疑問をもつ親御さんも多いかもしれません。

でも実は、小学生の“今だからこそ”、絵本づくりには大きな可能性があるのです。

小学生が絵本を作るメリット

小学生は、まだ現実と空想の境界があいまいなこともありますが、
それこそが絵本づくりの最大の強みになります。

「もし雲に住んでいたら？」
「犬とおしゃべりできたら？」
そんな自由な発想が、唯一無二の物語を生み出す力になります。

誰かに読んでもらう絵本をつくるというのは、
相手に伝わるように考え、選び、表現する力が必要です。

こうしたプロセスを通じて、言葉の構成力や順序立てる力も自然と育っていきます。

完成した絵本を手にしたときの、子どもの顔はキラキラしています。
「これは自分がつくったんだ」という誇りは、自己肯定感の大きな土台になります。

印刷して家族に読んでもらったり、学校に持って行ったりすることで、
子どもは「自分の言葉や考えは価値がある」と感じられるようになります。

当工房では、小学生でも安心して絵本を完成できるように、以下のようなステップを用意しています。

普段の授業や宿題では、「正解を出すこと」が求められます。

でも絵本づくりはちがいます。

小学生は、まだ「うまく書けない」「言葉が足りない」こともあります。
でもそのぶん、言葉にならない感性や発想が豊かにあふれている時期です。

絵本という形でその感性を残してあげることは、
きっとその子の人生にとって、かけがえのない経験になるでしょう。