パニック障害は治る病気です。
治った本人が言うのですから、間違いありません(笑)
詳しくは私のプロフィールページをご覧ください。
私がパニック障害から抜け出せたのは、死の恐怖が無くなったからだと断言できます。
私は、不思議な体験をするまでは死ぬことが怖くてたまりませんでした。
パニック発作の最中も、予期不安の最中も、常に頭には死がちらついていました。
ところが、すべての出来事の背後には大きな力が働いていることを知った瞬間に死が怖くなくなりました。
自分の死であっても、その背後には死を招く力が働き、その死には意味があると知ったからです。
つまり、死は偶然に起きるものではなく、死ぬべくして死ぬということです。
言い換えれば、その時までは何があっても死なないということです。
死ぬ時が来なければ死なないと確信したことで、死は心配するものではないことと理解しました。
同時に、自分を含めこの世界のすべてのものはエネルギーの働きで生じている、と確信したことで、死は怖いものではないことと理解しました。
エネルギーは永遠の存在だからです。
その瞬間にパニック発作と死が別のものとなりました。
パニック発作が起きても死を連想しないので、怖くも何ともありません。
すると自然にパニック発作の回数が減るとともに予期不安も無くなりました。
一気にパニック障害から抜け出すことが出来ました。
私はパニック障害を治す大きな要因の一つは「死を克服する」ことだと考えています。
ただ、私のようなスピリチュアルな体験がないと瞬時に死を克服するのはなかなか難しいと思います。
死を克服してパニック障害を治す
パニック障害は、恐怖や不安の発作を伴う心の疾患で、時には恐怖や不安の感情が制御不能になり、身体的な症状を引き起こします。
そして、心臓発作や窒息といった身体的な症状が起こるという恐れが、パニック発作を引き起こす要因の一つとなります。
そのため、パニック障害の治療では、恐怖や不安に対する理性的な見方を身につけることが大切だと考えています。
これは、死や身体的な危険に対する過剰な恐れを払拭し、恐怖に対処する方法を学ぶことを意味します。
とは言っても簡単ではありません。
というのも死を恐れるのは本能だからです。
生き延びるために不安や不快を敏感に察知する力を身に付けた私たちは、必要以上に不安や恐れを感じるように出来ているからです。
死を恐れる本能を克服するには、自分なりの死生観が必要になります。
しっかりと考える
私は、何に頼っても治る気がしなくなったことから何かに頼るのは、そして何かに治してもらおうとするのはやめようと決心しました。
そこで、もうどうなっても良いや、という思いも手伝って、なぜ自分がここにいるのか、人は死んだらどうなるのか、生まれるとは、生きるとは、という子供のころからの疑問について考え始めました。
考え始めて数日たったある夜、突然すべての出来事の背後には大きな力が働いているという言葉とイメージが浮かびました。
その瞬間、経験したことがなかった安心感と幸福感に包まれました。
思わず布団から飛び出て小躍りしたほどです。
その大きな安心感は私の人生を一変させました。
あれほど怖いと感じていた死でさえ、なんとも思わなくなり、パニック発作が起きても心が反応しなくなったのです。
安心がカギ
心が反応しないと、パニック発作は10分くらいで収まる単なる出来事になります。
しかも私の経験上では、3か月もするとほとんど発作も起きなくなります。
パニック障害を抱えている多くの人は、パニック発作や予期不安に心が反応し、悪い物語を作り、その物語の中で苦しんでいます。
もちろん私もそうでした。
大丈夫と思えるだけで、パニック発作は恐ろしいものではなくなります。
安心がパニック障害を治す上で非常に重要な要素であることは、多くの専門家も同じ意見です。
専門家の論文です。Behavioral treatment of panic disorder – ScienceDirect(翻訳して参考にしてください)
心からの安心がパニック障害の治癒に役立つ理由はいくつかあります。
まず、パニック発作は、不安や恐怖の感情が高まると起こりやすいと考えられています。
不安や恐怖の感情を抱くと、心身が高い緊張状態に置かれ、パニック発作を引き起こすトリガーとなります。
でも安心は、この緊張を和らげ、不安や恐怖を軽減することができます。
その結果、パニック発作の発生率が低下し、症状が緩和される可能性が高まるのです。
また安心は、パニック発作時の身体的な症状を軽減するのにも役立ちます。
パニック発作では、心拍数の上昇や呼吸困難などの身体的な症状が現れることがありますが、安心はこれらの症状を和らげることができるからです。
安心感が増すと、身体がリラックスし、パニック発作の症状が軽減される可能性が高まるのです。
さらに安心は、パニック障害の根本的な原因に対処するのにも役立ちます。
パニック発作の背後には、過度の不安や恐怖があります。
心からの安心は、これらの不安や恐怖に対処し、精神的な安定をもたらすことができます。
その結果、パニック障害の症状が改善し、治癒のプロセスが促進されます。
このように、安心感は緊張や不安を軽減し、身体的な症状を和らげ、根本的な原因に対処するのに役立ちます。
だから、安心感を育むことは、パニック障害の治癒に向けた重要なステップだと思ってください。
このサイトでは安心感を生むいろいろな方法を紹介していますので参考にしてください。
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