人に無視されると、どうしてこんなに傷つくのか?

脳の性質

人に無視されると、心がズシンと重くなったり、胸が締めつけられるように感じたりします。
「私は嫌われているのかもしれない」「存在を否定された気がする」——そう思ってしまうこともあるでしょう。

【けんしろう(原始脳)】

けんしろう
けんしろう

無視されるなんて、危険信号だ!生存の危機だぞ!警戒しろ!

実はこの「無視されてつらい」という感情の根本には、私たちの「原始脳=本能」の働きが深く関わっています。


原始脳は“孤立”を極端に恐れる

私たちの祖先にとって、群れから外れる=死に直結することでした。
そのため「集団からの排除」や「孤独」は、脳にとって極めて強い脅威なのです。

無視されると強く傷つくのは、今のあなたの価値がどうこうではなく、本能が「危険だ!」と騒ぎ出しているからなのです。

【きづきちゃん】

きづきちゃん
きづきちゃん

あれ?これって私がダメだからじゃなくて、本能の反応だったんだ…!


本能に気づくことで、心の支配から抜け出せる

本能の声に気づかずにいると、「無視された=自分に価値がない」と思い込んでしまいます。
でもそれは、原始脳の自動反応が、あなたの思考を支配している状態です。

まずはこの仕組みに気づいてください。
無視されて悲しいとき、次のように自分に言ってあげましょう。

「私は悪くない。これは本能が危機を感じているだけだ」


少しずつ“本当の自分の声”を取り戻そう

原始脳は私たちを守ろうと必死ですが、その守りは時に過剰です。
現代に生きる私たちは、孤立=即死ではありません。

人に無視されたとき、100%その相手に原因があるわけでも、自分が悪いわけでもありません。
まずは**「私は本能の影響を受けていた」と気づき、自分の意志で心の舵を切る**ことが大切です。め「集団からの排除」や「孤独」は、脳にとって極めて強い脅威なのです。

関連記事:こちらもお読みください

人を馬鹿にする人が抱えるコンプレックスの正体

原始脳と自己正当化と容姿コンプレックスの関係

こちらもおすすめです!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました