2023-07

脳の性質

幸せになりたい なら正解を探さない

この世界の多くの問題に正解はありません。ただ自分が正解だと思う世界があるだけです。にもかかわらず、脳は原始脳の働きにしたがって正解を探そうとします。それが不安や不快から逃れ、安心や心地良さを感じるために必要なことだど思っているからです。でも、それが幸せを遠ざけています。もちろんその事実にほとんどの人は気付いていません。
幸せになる新しい方法

真理はシンプル

この世のほとんどのものに正解も不正解もありません。 正解を欲しがるのは脳の自己保護という性質から生まれる脳のクセです。 生きる意味を欲しがるのも同じ脳のクセです。 批判を受けるのを覚悟で言うならば、幸せを求めるのも脳のクセです。 どうあがいても自己保護を中心とした脳で生きる意味など見つかりません。
原始脳のお話

シャーデンフロイデ

原始時代では立場の上下で命を維持したり子孫を残したりする難易度に大きな違いがあります。その遺伝子を持っている私たちにも立場が上だと安心するという性質が備わっています。ただし、シャーデンフロイデは、自分の心を冷たくし、自分の人生を貧しくすることになります。
幸せになる新しい方法

現状を受け入れ人生をリセットする

現状を受け入れることで、私たちは過去や他人と比べることをやめて、自分の今の姿を肯定するしかなくなります。そうか、今の自分の姿が自分そのものなんだと気づくことができれば、これからの人生に目を向けることができます。過去のどんな出来事も、自分の容姿も性格もすべて受け入れることで、自分の幸せ像をイメージできるようになるのです。
原始脳のお話

「太らない」トリセツ

食事の前に「水500mL」を飲み干してから低カロリー食を食べるグループと、水を飲まずに低カロリー食を食べたグループを比較。12週間後、食事前に水を飲んだグループのほうが、平均で2kgも多くやせていた。水を飲むことで、満腹感が高まった結果、自然と食べる量が減ったためだと考えられている。
幸せになる新しい方法

進化は勇気

グラグは新しいことを恐れていました。今まで先祖たちが生き延びてきた洞窟での生活しか知らなかったし、外には危険がいっぱいだと知っていたからです。イープやガイは新しいことに挑戦して、自分の可能性を広げていきました。新しいことをするには、失敗や危険を恐れない勇気が必要だったと思います。
進化のお話

原始人に脳は必要ない?

原始時代では生き延びるために手に入れた何千年も続いた方法を続けるのが一番都合が良いと感じていたのでしょう。 本能として染みついた生き延びる方法は、考えることなく実践できます。 グラグが「原始人には脳は必要ない」と言ったのは、生き延びるためには本能だけを使っていれば十分だ、という意味ですね。
幸せになる新しい方法

幸せを手に入れる新しいコツ その1

何か問題が起きた時、逃げるか立ち向かうかのどちらかしかありません。 でも、多くの人はどっちつかずになりがちです。 適当な理由をつけて自分を納得させるか、不平不満を並べて気晴らしをしようとするかのように。 逃げるのも立ち向かうのも少しの勇気が必要です。 どの道を選択するのも自由ですし、選択した道はその先につながっています