原始脳のお話

原始脳はすべての人が持っている生きるための脳です。
生き延びることが最大の目的だった原始時代に獲得した性質が現代では悩みや苦しみの原因の多くを占めています。

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シャーデンフロイデ

原始時代では立場の上下で命を維持したり子孫を残したりする難易度に大きな違いがあります。その遺伝子を持っている私たちにも立場が上だと安心するという性質が備わっています。ただし、シャーデンフロイデは、自分の心を冷たくし、自分の人生を貧しくすることになります。
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「太らない」トリセツ

食事の前に「水500mL」を飲み干してから低カロリー食を食べるグループと、水を飲まずに低カロリー食を食べたグループを比較。12週間後、食事前に水を飲んだグループのほうが、平均で2kgも多くやせていた。水を飲むことで、満腹感が高まった結果、自然と食べる量が減ったためだと考えられている。
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原始脳と自己正当化と容姿コンプレックスの関係

お話ししたように、原始時代では人より劣ることは死を意味することだったからです。 でもちょっと考えると分かるのですが、今は原始時代ではありません。 人より劣ることで死につながる時代ではないのです。 確かに外見の良さは人生に影響を与える要素の一つではありますが、幸せという観点からみると些細なことです。
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自己正当化の罠にはまらない

つまり、原始脳は自分の都合の良いように物事を解釈し、自分の行動や考え方を正しいと信じ込ませる力があります。 これを「自己正当化」と呼びます。 自己正当化は、人間にとって必要な機能です。 なぜなら、自己正当化がなければ、自分の過ちや矛盾に気づいて苦しむことになるからです。 しかし、自己正当化には落とし穴もあります。
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原始人の心理が私たちをネガティブにする!!

原始人は猛獣などの危険な動物から逃げたり、食べ物を探したり、火をおこしたりしていました。生きるためにネガティブが必要だった彼らにとって、生きることは常に危機と戦うことでした。だから、彼らは常に警戒心が強く、ネガティブなほうが生き延びる確率が高かったと推測できます。
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原始人の心理って?

原始人の心理を知ると自分が分かる原始人の心理とは、どのようなものでしょうか。私たちは現代人として、原始人の生活や考え方についてあまり知りません。
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仲間外れを恐れるな

私たちは祖先から、仲間外れを恐れる遺伝子を受け継いでいます。原始時代、それほど大きな体でも力が強かったわけでもない人間が生き延びるには集団で生活することが大きな力になったことでしょう。そのため原始時代で仲間外れになると生き残ることが難しかったはずです。
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いじめは原始人もしていた

原始時代の暮らしは猛獣や他の集団の脅威、食べ物の不足、などに対処するため集団生活が基本でした。そのため仲間外れは死に直結するものだったはずです。立場が上のほうが生きるのに都合がよかったことがいじめにつながります。
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あなたは動物?それとも人間? 最高の人生 を手に入れる

人間脳で生きていますか? 人間脳と呼ばれる脳は大脳の90パーセント以上を占める新皮質です。 役目は考えること。 情動は哺乳類脳の担当。 そして一番古い爬虫類脳は生きるために働きます。 私たちは進化の過程で爬虫類脳に新しい機能が積み...
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認知バイアス

認知バイアス 認知バイアスとは「自分は正しい」と思い込む脳の働きと言えます。 確証バイアスや正常性バイアスなど、心理学ではいろいろな種類の認知バイアスが存在すると考えられています。 自分に都合のいい情報ばかり集めたり、自分に都合の悪...