2025-01

職場の人間関係の悩みは、誰にでも経験するものです。 「人生楽しんでナンボ」の精神で、悩みを抱え込まず、積極的に解決策を探しましょう。人生を楽しもうとすることで、気持ちが切り替わります。脳は、ネガティブな思いとポジティブな思いを同時に抱えることが出来ないからです。本能のせいで、人は失敗を過度に恐れます。

頑固とは相手の考えを聞かずに自分の考えに固執することです。あなたが誰かに対して、この人は頑固だなと感じているとき、相手もあなたのことを頑固だと思っています。なぜならあなたも相手の考えに耳を貸を貸さず、自分の意見を主張しているだけだからです。その思考の背後には「自分は正しい」という思いがあります。

心のSOSを見逃してしまう理由と本能の関係私たちの心の奥底には、生存本能が深く根付いています。この本能は、私たちを危険から守り、種族を存続させるために働きます。しかし、現代社会においては、この本能が必ずしも良い方向に働くとは限りません。

私たちは、動物としての本能と、人間としての思考、この両方を持ち合わせています。生き延びるために進化した本能は思考よりも早く働きを始め、思考に影響を与えます。本能に従った言動を選択するかどうかは思考に委ねられます。なぜ、本能に従うだけでなく、思考することが大切なのでしょうか？

人生を楽しもうとする心構えが持てると、不必要な不安に振り回されることなく、自分の人生を主体的に生きていくことができます。当たり前のことですが、ほとんどの人はあなたの人生を楽しいものにしようとは動いてくれません。人生を楽しいものにしたいと思うのであれば、自分から人生を楽しもうとするしかないのです。

過度な競争心は、私たちを常に「比較」という名の沼に引きずり込みます。周りの人と比べて、自分は劣っているのではないか、もっと頑張らなければいけないのではないか、といった負の感情を生み出しがちです。しかし、人生を楽しむことに焦点を当てることで、この負のスパイラルから抜け出すことができます。

あなたは今、心の奥底から「辛い」と感じているかもしれません。仕事、人間関係、将来への不安など、現代社会は私たちに様々なストレスを与えてきます。しかし、どうして私たちはこんなにも生きづらいのでしょうか？それは、太古の昔から私たちが持っている「生き延びるための本能」が、現代社会においても強く働いているからです。

自己中心的な思考や感情の操作、依存関係の構築などが、他人を利用する行動を悪化させる要因となります。無意識のうちに得をしたいという本能が働く中で、相手の感情や状況を考慮し、健全な関係を維持することが重要です。自分の利益を追求することと他人を大切にすることのバランスを取ることが、より良い人間関係を築く鍵となるでしょう。

私たちの脳は、進化の過程でネガティブに働くように設計されていますが、思考の力を使ってそのネガティブな本能を超えることができます。その鍵となるのが、「楽しく生きようとする姿勢」です。本能がネガティブな方向に引きずろうとしても、思考がポジティブな選択をすることで、ネガティブな感情にとらわれることを防げます。

ポジティブな経験を積み重ね、自己受容を促進し、他者とのつながりを深めることで、私たちは自分の価値を再認識し、過小評価を克服することができます。自分を過小評価することは、誰にでもあることです。しかし、楽しく生きることで、その評価を変えることができるのです。自分自身を大切にし、より良い自己評価を築いていきましょう。