原始人に脳は必要ない?

進化のお話

 

しつこく原子脳の厄介さについてお話します。

原子脳は命を守ることを目的として働きます。

生活の質とは無関係です。

だから原子脳の決定のまま生きると時として生活の質を落とすことにつながるのです。

なぜなら、

原子脳の決定は多くの場合ネガティブなエネルギーを持っているからです。

幸せはポジティブなエネルギーから生まれるからです。

原始人には脳は必要ない

映画「クルーズ」で原始人には脳は必要ないと言うシーンについて話してみたいと思います。

 

このシーンは、主人公の一家が洞窟から出て、新しい世界を探検するときに起こります。

父親のグラグは、危険なことをすると脳が「ピン」という音を出して止めると言います。

原子脳の持つ不安や不快に敏感に反応するという性質のことですね。

しかし、息子のタイは、脳が「ピン」と言ってもやりたいことをやると言います。

子供は原子脳のネガティブなものより楽しいというポジティブなものを優先するからです。

仲間になったガイが「新しいことをするには脳を使わなければ」と言うと、グラグは「原始人には脳は必要ない」と言ってしまいます。

では、なぜ原始人には脳が必要ないのでしょうか?

考えられるすべての例を挙げて説明してみましょう。

〇 原始人には脳が必要ない理由の一つは、本能に従って生きるからです。

原始人は、食べることや寝ることや繁殖することなど、生きるために必要なことを感覚で判断して行動します。

彼らは生き残るために直感や本能に頼っていたからです。

脳は考えるために使うものですが、原始人は考える必要がありませんでした。

彼らは食べるものを見つけたら食べ、危険なものを見つけたら逃げ、仲間と出会ったら交尾するというシンプルな生活を送っていました。

脳があっても、それを使う機会がほとんどありませんでした。

むしろ、脳は邪魔になることもありました。

例えば、脳があると、いろいろな感情を抱くことがあります。

これらの感情は、原始人にとっては無駄なエネルギーの消費であり、生存に不利に働くこともあります。

また、脳があると、好奇心や探究心を持つこともあります。

これらの欲求は、原始人にとっては危険な行動を引き起こすこともあります。

例えば、火や動物や植物などの未知のものに触れてしまったり、自分の住み慣れた場所から離れてしまったりすることがあります。

これらの行動は、原始人にとっては死に直結することも多かったでしょう。

〇  原始人には脳が必要ない理由のもう一つは、考える時間がないからです。

原始人は、自然の変化や動物の攻撃など、さまざまな危険に直面します。

しかし、それらに対処するためには、脳で考えるよりも、素早く反応する方が重要です。

脳で考えると危険から身を守るのに時間がかかってしまうからです。

〇  原始人には脳が必要ない理由のさらにもう一つは、社会的な関係を築くからです。

原始人は、家族や仲間など集団で生活することで生き延びていました。

しかし、それらの関係を保つためには、脳で考えるよりも、感情で表現する方が重要です。

簡単に力が正義だと疑わないほうがスムーズに生活できるからです。

 

以上のように、原始時代では生き延びるために手に入れた何千年も続いた方法を続けるのが一番都合が良いと感じていたのでしょう。

本能として染みついた生き延びる方法は、考えることなく実践できます。

つまり考える脳など必要ないということになります。

グラグが「原始人には脳は必要ない」と言ったのは、生き延びるためには本能だけを使っていれば十分だ、という意味ですね。

そこには楽しみや喜びなど人生の質を高めることは必要ないと言っています。

進化の力

同じような暮らしを続けていれば良しとする原始人には脳が必要ないというのは、ある意味では正しいかもしれません。

ところが、この世界には進化の力が働いています。

留まろうとしても留まることはできません。

進化を止めると死を迎えます。

うまく進化し、環境に適応できたものだけが生き残ってきています。

最も古い原始人は、約700万年前にアフリカで誕生したと考えられています。

その後、約400万年前には直立二足歩行を始めた原始人が現れました。

これは、手を使って道具を作ったり、食べ物を運んだりするために重要な進化でした。

約200万年前には、火を使えるようになった原始人が登場しました。

火は、暖を取ったり、食べ物を調理したり、野生動物を追い払ったりするのに役立ちました。

約100万年前には、原始人はアフリカからユーラシア大陸へと広がり始めました。

これは、気候の変化や食糧の不足などが原因だったと考えられています。

約40万年前には、言語を話せるようになった原始人が現れました。

言語は、コミュニケーションや知識の伝達に欠かせないものでした。

約10万年前には、現代人と同じ種類の原始人が出現しました。

その間いろいろな原始人が出現したと考えられていますが、結局生き残ったのは私たちの祖先だけだったのです。

あなたも原始人かも

生き延びるために獲得した本能はたやすく消えるものではありません。

ちょっと考えただけでも多くの人がまだ原始人のようだと分かります。

例えば、

✅異質なものを排除したがる。

✅女性を蔑視する。

✅自分の価値観に従ってしか生きられない。

✅新しい挑戦を恐れる。

もちろん人の悪口を言ったり、自慢したがったり、言い訳を並べたりなんていうのも原始人の言動です。

時々原始人になっていませんか?

脳を使って楽しく生きる

あくまでも映画の中での話ですが、croods一家がただ生き延びようとするだけでなく脳を使い始めて進化が早まりました。

例えば、父親のグラグは、火山の噴火から逃げるときに、木の枝を使って家族を運ぶというアイデアを思いつきました。

これは、木の枝が軽くて丈夫であることを知っていたからです。

また、木の枝を結びつけてボートにするという発想もありました。

これは、水に浮くものを探していたからです。

次に、母親のウーガは、狼に襲われたときに、石を投げて追い払うという方法を考えました。

これは、石が重くて硬くて当たると痛いことを知っていたからです。

また、石を積み上げて壁にするという工夫もありました。

これは、石が積みやすくて安定していることを知っていたからです。

そして、娘のイープは、新しい仲間のガイと一緒に、動物の毛皮や羽根を使って服を作るということをしました。

これは、動物の毛皮や羽根が暖かくて柔らかくて色鮮やかであることを知っていたからです。

また、服に模様や飾りをつけるというセンスも身に付きました。

最後に、息子のサンクは、家族が危機に陥ったときに、自分の声で助けを呼ぶということをしました。

これは、自分の声が大きくて響くことを知っていたからです。

また、声で音楽や物まねをするという才能もありました。

これは、音楽や物まねが楽しくて面白いことを知っていたからです。

 

ただ生き延びるだけでも進化が必要な世界に私たちは生きています。

そしてそして、

ただ生きるだけでなく楽しく幸せに生きようとすれば、進んで進化をしようとする必要があると思ってください。

進んで進化するって??

より楽しく、より幸せに生きるにはどうすればいいかをしっかりと考えることです。

死ぬまで進化は続きます。

今がそこそこ楽しくても留まることはできません。

楽しく幸せな明日のために進化しましょうね~

 

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