「太らない」トリセツ

原始脳のお話

たまたまNHKの「あしたが変わるトリセツショー」で太らないトリセツというのを見ました。

塩で太る?

要約すると塩分がサバイバルスイッチを入れることで脂肪をため込みやすくなり、水分を摂取することで血中の塩分濃度を下げサバイバル・スイッチが入らないようにしようというものでした。

なぜ塩が脂肪をため込むサバイバル・スイッチになるのか?

という質問に対して、私たちの祖先から受け継いだ性質だという答えが出ました。

コロラド大学医学部のリチャード・ジョンソン教授の説によると、

塩をきっかけに脂肪を蓄えやすくする「スイッチ」。リチャード教授はこれが、人間の進化の過程で生まれた「サバイバル・スイッチ」だと考えています。

なぜ塩をたくさんとると太るのか。リチャード先生の説。

ところが人類の暮らしは大きく変わりました。たくさんのしょっぱいものを食べていると、血液中の塩分濃度が上がり、私たちの体は干ばつが起きていると勘違い!水不足、食糧不足に備えようと、せっせと脂肪を蓄え始めてしまうんです。

■ポイント 塩で太らないために効果的なのは 水!

論文データベースを探っていくと、あるものが「塩で太らないための対策に効果的」であるという研究を発見!それはなんと

●研究その1 「水を飲む量を増やした」だけで肥満予防に!

ドイツの公立小学校32校を2つのグループにわけ、半分の学校にはウォーターサーバーを設置するなど水を飲むことを推奨、半分の学校には何もしなかった。1年後、ウォーターサーバーを置いた学校では、肥満になった生徒が31%も少なかった!多く飲んだ水の量は平均1日コップ約1杯分だけ!

●研究その2 「食事前に水を飲み干す」だけでダイエット促進!

食事の前に「水500mL」を飲み干してから低カロリー食を食べるグループと、水を飲まずに低カロリー食を食べたグループを比較。12週間後、食事前に水を飲んだグループのほうが、平均で2kgも多くやせていた。水を飲むことで、満腹感が高まった結果、自然と食べる量が減ったためだと考えられている。

★リチャード教授オススメ! 塩で太らないための水の飲み方

実は、日本人の7割は水分補給が不十分とされています。食前にコップ1杯の水を飲もう!

塩で太らないために、食前にコップ1杯の水を飲もう

*注意

水を飲むことと肥満予防の関係は、メカニズムも含めてまだ研究途上です。専門家によると、その効果には個人差もあると考えられるとのこと。太らないためには、運動やバランスの取れた食事も大切です。また、「水の飲み過ぎ」にもご注意ください。特に、腎臓の働きが低下している人は、心臓や血管への悪影響が考えられます。ためす前に必ず医師にご相談を!

思考だけでなく体も原始時代を引きずっている

原始時代には生き延びることが最大の目的で、ネガティブな思考が生き延びるために都合がよかった。

ただし、ネガティブな思考はネガティブなエネルギーを生み、結果としてネガティブな出来事を引き寄せる。

20年ほどと考えられている原始人の寿命では幸せという思いはそれほど大切なものではなかったので、原始時代の思考を引きずったままでは幸せを手に入れることは難しくなるということをこのサイトで伝えています。

残念ながら、ネガティブな思考だけでなく、体も干ばつに備える仕組みを私たちはまだ持っているのですね。

身の回りの危険度は原始時代よりははるかに低下したにもかかわらず生き延びるためのネガティブな思考にとらわれ、干ばつに備える必要もないのに、いまだに体はサバイバル・スイッチを持っているのです。

幸せのトリセツ

太らないトリセツでは、血中の塩分濃度を上げないようにすることが一つの答えでした。

私がおすすめする幸せのトリセツでは、

幸せになるのを邪魔しているのは私たちの心に原始時代から残っているネガティブな思考が大きな原因です。

だからそのネガティブな思考を克服すれば、幸せになれると思っています?

自分や他人、環境に対して肯定的な判断や感情を持つことに気を付ければポジティブな思考が生まれます。

例えば、「自分はできる」「他人は協力的だ」「世の中はチャンスがある」といった考え方で、このような思考は、現代社会で成功や幸福を得るために必要なものです。

ポジティブな思考を持つことで、自信やモチベーションが高まり、人間関係や仕事にも良い影響が出ます。

では、どうすればポジティブな思考に切り替えられるのでしょうか?

その方法は、自分の言葉や行動に気をつけることです。

自分の言葉や行動は、自分の思考に影響を与えます。

つまり、ネガティブな言葉や行動をすると、ネガティブな思考が強まりますし、

ポジティブな言葉や行動をすると、ポジティブな思考が強まります。

例えば、「できない」と言うと、「できない」と思うようになりますし、「できる」と言うと、「できる」と思うようになります。

同様に、「笑顔で挨拶する」という行動は、「人間関係が良好だ」という思考を生み出しますし、「無表情で無視する」という行動は、「人間関係が悪い」という思考を生み出します。

したがって、幸せになりたいと思うならば、自分の言葉や行動に気をつけて、ポジティブなものにすることが大切です。

それは、原始時代のネガティブな思考を克服して、現代社会に適応することにもつながります。幸せは、自分の思考次第で変わるのです。

ネガティブな思考からはネガティブな出来事が引き寄せられ、ポジティブな思考からはポジティブな出来事が引き寄せられます。

どちらを望むか言うまでもありませんね!!

 

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