「〜べき」「〜ねば」が人生の楽しさを奪う理由
「もっと頑張るべき」「失敗してはいけない」「迷っていてはダメ」──
こうした思考は、多くの人にとって当たり前のように感じられます。
しかし、実はそれらの多くはあなたの本当の意志ではなく、「本能」からくる不安がつくり出しているものです。
💡 原始脳は、生き残るために常に「危険」に備えようとします。
現代の社会でもその影響は残り、「間違ってはいけない」「正しくあらねば」という感情として現れるのです。
本能の声は「警報」であって「命令」ではない
本能が「危ない」と判断すると、無意識に「〜ねばならない」という思考を発します。
でも、それに従わなくても問題がないことが、実はほとんど。
現代では「生存のための正解」は存在しない
原始時代は「間違えば死」が当たり前でしたが、現代では失敗しても死ぬことはありません。
それでもなお、本能は古いプログラムのまま働いています。
🧠 本能の思考=「誤作動する防犯ブザー」みたいなもの
すべてを「危険」と判断して反応しているだけ。
あなたの本心ではありません。
楽しさは「怠け」ではなく、エネルギーの源
「好きなことをして生きていく」と聞くと、
「そんな甘いことを言っていていいの?」と不安になるかもしれません。
しかし、本来の私たちはエネルギーそのもの。
楽しい・心地よいという感覚は、エネルギーがスムーズに流れているサインです。
✅ 楽しめる状態=力が発揮できる状態
無理や我慢をしていても、エネルギーは萎縮してしまい、うまく結果には結びつきません。
「べき思考」から自由になる3ステップ
① その思考は「誰の声?」と問いかけてみる
「〜しなきゃ」と思ったら、
→「それ、本当に私の考え?」と立ち止まってみましょう。
② 身体の反応を感じる
無理な思考には、身体がこわばったり、胸が詰まったりする感覚があります。
→ 心地よさがないなら、本能が騒いでいるだけかもしれません。
③ 「楽しい」と思える時間を意識して増やす
一日10分でもOK。
→ 楽しいことをすると、エネルギーが整い「選ばれる人生」に近づきます。
まとめ:人生は楽しんでナンボ!
「〜べき」「〜ねば」は、本能があなたを守ろうとして発する一種の誤作動です。
でも、それに気づくだけで、人生の選択肢は一気に広がります。
🎯 自分の心が喜ぶことに素直に生きる
それが、あなたの中のエネルギーを解放し、人生を自然に好転させていくカギになります。
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