実は 幸せ に無関心?

幸せになる新しい方法

多くの人は自分の 幸せ に無関心なのです

「幸せになりたいですか?」と問うと、ほとんどの人は「はい」と答えます。

そこで「どんな人生を過ごせばあなたは幸せですか?」と質問すると、多くの人は答えに窮します。

漠然とした幸せ像は持っているものの、明確な答えは持っていないからです。

 

もしあなたが明確な答えを持っていないとしても、それはあなたが悪いのではなく脳の性質のせいです。

なぜなら、あなたの脳にはあなたを幸せにするプログラムがインストールされていないからです。

だからあなたの脳はあなたの幸せに関心がありません。

もっと極端に言うと、あなたの脳はあなたが幸せであろうが不幸であろうがどうでもいいのです。

脳は、自らの欲求を満たそうとしかしません。

これらはすべて原始脳の話なのですが、原始脳は大脳よりも早く働きを始めるので脳全体としては原始脳が優位になります。

 

原始脳の欲求

原始脳は四つの基本的な欲求を持っています。

 

一つ目は、不安から逃れたいという欲求。

二つ目は、不快から逃れたいという欲求。

三つ目は、安心を得たいという欲求。

四つ目が、心地良さを得たいという欲求。

 

この基本的な欲求に従って、脳は思考をコントロールしています。

すべては生き延びるために獲得した欲求です。

 

あなたの思考はあなたの脳に支配されている

 

にわかには認め難いとは思いますが、このことは科学的に裏付けられた事実です。

あなたの思考が原始脳の影響を大きく受けていることに気づかない限り、あなたの人生には悩みや苦しみがつきまといます。

 

どうしてだか考えてみましょう。

不安から逃れたい

私たちは分からないことに対して不安を感じます。

お金の不安も健康の不安も、結局のところはどうなるか分からないことから湧いてきます。

残念なことに、私たちの周りはわからないことだらけです。

だからちょっとでも分かった気になって不安から逃れようとします。

色々な情報を自分の経験や価値観に従って分かった気になろうとすると、 こうでなければいけないとかこうしなければいけないという風に断定的になってしまいます。

わかった気になって 不安から逃れようとしているわけですから、 違う考え方を認めることは不安に繋がりますので、素直に認めることはできません。

当然自分の考えに凝り固まってしまいますので対人関係が悪くなります。

人間の悩みの多くの部分は人間関係が占めますので、自分の考えに固執してしまうと悩みが増えることになります。

 

不快から逃れたい

不快から逃れようとすることはもっと単純です。

暑い寒い痛いといった肉体的な不快は当然のこととして、精神的な不快からも逃れようとします。

自分以外の誰かが得をした、悪口を言われた、正当に評価されない、 など精神的な不快も多岐に渡ります。

精神的な不快の多くの部分を人間関係が占めますので、不快から逃れようとすると人間関係に悪い影響を及ぼします。 

 

安心したい

多くの人は安心を得ようとして自分に対する評価を甘くします。 

自分は正しい、 自分は優れている、自分は働き者だ、自分は気が利く、 などをはじめとして、自分は背が高い、自分は可愛い、自分は声がきれい、といったものでも自分の優位性を確認することで安心を得ようとします。

自分を正当化することが安心につながりますので、自分を正当化することに関しては一人ひとりが世界一です。

人間関係に自分を正当化することを持ち込むと世界一と世界一がぶつかりますので、必ず衝突します。

 

心地良くなりたい

心地良さを追求すると、多くの場合依存症となって人を苦しめます。

人より優位に立つことも心地良さに繋がりますので、人の悪口を言ったりいじめたりすることに繋がります。

自慢をするととても心地良いので人は自慢したがります。

心地良さを追求することも人間関係に悪影響を及ぼします。

 

多くの場合、状況に応じて原始脳が不安・不快・安心・心地よいといった判断をし、その決断を受けて思考は言動を決定します。

 

このように原始脳の決定のまま思考をすることが、人間関係をはじめとする多くの悩みや苦しみを生む原因になります。 

 

 だから、もしあなたが本当に幸せになりたいのならば原始脳の影響に逆らい、何が自分の人生にとって最適なのか自分で考える必要があります。

 

原始脳で生きている?

私たちはまだ進化の途中です。

原始脳が不安や不快を嫌い安心や心地良さを求めるのは、原始時代には生きるために必要だった能力です。

犬や猫などの動物の行動は、すべて不安や不快を嫌い安心や心地よさを求める原始脳の命令のままです。

犬や猫などの動物は幸せとか不幸せと言った概念を持っていないと考えられます。

だから原始脳の命令のまま生きても不都合はありません。

それに対して私たち人間には、幸せとか不幸せといった概念を持っています。

にもかかわらず原始脳の命令のまま生きるのは幸せを放棄することになります。

なぜなら

お伝えしたように、私たちの原始脳には私たちを幸せにするプログラムがインストールされていないからです。

 

自らの意志で思考する

自分の思考が原始脳に支配されていることに気づき、自分にとって最適の言動を自らの思考で決定することで、人間関係や経済的なことを始めとした色々な悩みや苦しみから解放されることができます。

 

仏教の基本聖典と言われているダンマパダの中にある言葉にも、

380 実に自己は自分の主(アルジ)である。自己は自分の帰趨(ヨルベ)である。故に自分をととのえよ。──商人が良い馬を調教するように。

『ダンマパダ』の第380偈の抜粋です(中村元『真理のことば・感興のことば』

と伝えられています。

自己を思考、自分を脳と置き換えると分かりやすくなると思います。

お釈迦さまも、脳の言いなりにならず、自分を調教せよと言われています。

脳は私たちが生きていく上での道具です。

道具は使うもので使われるものではありません。

意識的の脳を使って、楽しい幸せな人生を実現しましょう。

 

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