原始脳のお話

原始脳のお話

自分で捨てている自由な人生

こうでなければいけない、と思った瞬間にあなたの思考は自由を失います。あれは間違っている、と思った瞬間にあなたの選択は自由を失います。こうしなければダメ、と思った瞬間にあなたの人生は自由を失うのです。
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不安の正体

私たちが生き辛さやしんどさを感じるとき、その原因は「出来事」ではなく、原始脳=本能=無意識の働きにあります。無意識脳は、生き延びることだけに特化した脳です。そのため、安心や安定を求め、変化や不確定を「危険」と判断します。この働きに気づいてい...
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あなたは脳のクセに支配されている

生存本能に従って、程度の違いはあれ、すべての人には成長とともに自己保護という性質が自然に備わります。 生存本能が体を守ろうと働くのに対して、自己保護という性質は精神を守るように働きます。ほとんどの人はこの性質に従って、無意識のうちに自分が一番、自分は正しいと思い込むことで、心の安定を保とうとします。
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考えるのが苦手

私たちは考えることが苦手です。 こう言うとやはり、自分は違う、と瞬間に思われるかも知れません。 これこそが「考えない」という脳のクセなのです。
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正解探しはもうやめよう! 答えがない世界で、自分らしい生き方を見つける方法

多くの人は何か問題が起きたときに、必死になって正解を探します。これも脳のクセのせいなのですが、 自分に間違いがあってはならないという意識が働くからです。 このことも、やはり多くの人がそのことに気づいてすらいません。
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道元禅師、畢竟(ひっきょう)じて何の用ぞ。

道元禅師(1200-1253)が中国の禅寺で高僧伝を読み修行をしていたときのエピソード。道元禅師が経を写していると、その寺の僧が「何のためにそれをするのか」と問いかけます。道元は「学びたいからだ」と答えると、再び「何のために学びたいのか」と聞かれ、「郷里の人々を安らかにしたいからだ」と答えます。更に僧は「それがいったい何の役に立つのか」と問い、道元は、