自己正当化の罠にはまらない

原始脳のお話

今日は、原始脳が自分を正当化する原因になることをお話ししたいと思います。

★原始脳
古い脳
爬虫類脳(反射脳)…脳幹、大脳基底核、脊髄
哺乳類脳(情動脳)…大脳辺縁系(偏桃体、海馬体、帯状回)
新しい脳
人間脳(理性脳)…大脳新皮質(右脳、左脳)

引用元:脳の構造と役割(子供の脳の発達のための) | 脳育jp/子どもに健やかな成長と健全な発達を (nouiku.jp)

 

くどいくらいお伝えしているように、原始脳とは人間の脳の中で最も古い部分で、生き残りのために必要な本能や感情を司っています。

原始脳は不安や不快を嫌い安心や心地良さを求めるために、人間一人一人が自分を正当化することに関してはそれぞれが世界一なのです。

つまり、原始脳は自分の都合の良いように物事を解釈し、自分の行動や考え方を正しいと信じ込ませる力があります。

これを「自己正当化」と呼びます。

自分を正当化することは必要?

自己正当化は、人間にとって必要な機能です。

なぜなら、自己正当化がなければ、自分の過ちや矛盾に気づいて苦しむことになるからです。

自己正当化は、自分の自尊心や幸福感を保つために働きます。

しかし、自己正当化には落とし穴もあります。

それは、自己正当化が行き過ぎると、現実と乖離した思考や行動に陥り、自分や他人に悪影響を及ぼす可能性があるということです。

自己正当化には罠がある

例えば、あなたがダイエットをしているとします。

しかし、ある日、甘いものが食べたくなってしまいました。

そこで、原始脳は「今日だけ食べても大丈夫だ」「甘いものはストレス解消になる」「カロリーが高くても栄養価が高いものだから健康に良い」というような言い訳を作ります。

これが自己正当化です。

このように自己正当化することで、あなたは罪悪感や後悔を感じずに甘いものを食べることができます。

しかし、これが習慣になってしまうと、ダイエットの目標を達成できなくなったり、健康に悪影響を及ぼしたりするかもしれません。

原始脳を知ることが罠にはまらないコツ

では、どうすれば自己正当化の罠から抜け出すことができるでしょうか?

そのためには、まず自分の原始脳がどのように働いているかを知ることが大切です。

そして、自分の思考や行動に対して客観的に見つめ直すことが必要です。

また、自分の目標や価値観を明確にすることもとても重要です。

どういう人生を過ごせば自分は幸せを感じることが出来るのかをしっかりと考え、到達点を設定します。

それらを基準にして、自分の思考や行動がそれらに沿っているかどうかをチェックすることで、自己正当化を防ぐことができます。

原始脳は私たちの味方でもあり敵でもあります。

私たちは原始脳の力を上手に使って生きていく必要があります。

そのためには、自己正当化のメカニズムを理解し、適切にコントロールすることが大切です。

私たちは皆、世界一の自己正当化マスターですが、それを誇るのではなく、それを乗り越えることが幸せな人生を過ごす近道です。

 

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