いじめは原始人もしていた

原始脳のお話

原始時代の暮らしは

猛獣や他の集団の脅威、食べ物の不足、などに対処するため集団生活が基本でした。

そのため仲間外れは死に直結するものだったはずです。

でも集団生活をすると、

上下関係が生まれます。

力が上下関係を決める最大の要因ですから、女性より男性が上になります。

男性の中でも力の強いものが上に立ちます。

地位が高いほど食事や子孫を残すのに都合が良いので皆上に立ちたがります。

例えば、そう仏縁にいるサルの集団がやっているようなことですね。

原始人の思考ですね。

では現代人はどうなのでしょう?

 

いじめをする人の心理

 

  • ストレスが溜まっている:自分の思い通りにいかないことに不満を感じており、誰かをいじめることでストレスを発散している。
  • 気が小さい:自分に自信がなく、他人をいじめることで自分を強く見せようとしている。一人ではいじめる度胸がなく、仲間がいなければおとなしくなる。
  • 過去にいじめられた経験がある:自分がされた不快なことを他人にすることで、過去のモヤモヤを晴らしている。自分が辛い思いをしたから、他人に優しくすることができない。
  • 強い嫉妬心:自分より幸せそうな人や優れている人に嫉妬して、いじめのターゲットにする。特に女性に多い特徴とも言われている。
  • 相手を区別する:自分の意見に同意してくれれば味方、意見を言われれば敵になる。自分にとって都合がいい人ばかり味方にする。
  • 不平不満が多い:周囲に対する不平不満が多く、それをぶつけやすい相手をいじめる。誰かをいじめることで一時的に心をスッキリさせている。
  • 自己愛が強い:自分は特別だという仮想的有能感を持ち合わせており、自分よりも優れていたりちやほやされる人のことが大嫌いという人。

参考元:「いじめをする人」に共通する「9つの特徴」とは!?セルフカウンセリングで「いじめをする人の心理」を自己分析してみよう!! | (heart-door.jp)

いじめは、より高い立場にある人が、劣っている、または脆弱であると認識している人に対して支配と支配を発揮する権限を与えられたと感じているため起きるものです。

簡単に言えば、いじめは人より自分の立場が上だと認識する行為だと言えます。

いじめは自分の地位を維持し、他人に対する力と支配の感覚を感じるための方法でもあります。

さらに、仲間外れになることへの恐れは、潜在的な脅威またはライバルと見なされる人々に対する競争と攻撃性の感覚を生み出します。

いじめは、一部の個人がグループまたはコミュニティ内で社会的地位と支配を確立し、維持する方法なのです。

 

原始時代にもいじめはあった

いじめは人間の本能的な行動とも言えます。

というのも、原始時代の人間は、自分たちの生命を守るために仲間外れになることを避け、群れの中で生き残ることが必要だったからです。

そのため、自分よりも強かったり、優れていたりする者には敬意を払い、自分よりも劣っている者には威圧的な態度を取っていました。

このような行動は、力関係を確立して自己防衛するために必要だったのですね。

周りにもいますよねこんな人。

上の立場の人には尻尾を振り、立場が低い人には偉そうにする。

 

 

いじめは安心を生む

現代の社会においても、人間は自分自身を守るために、自分よりも劣っていると感じる存在を攻撃することがあります。

また、自分が自己価値を高く見積もるために、他者を蔑視したり、攻撃したりすることがあります。

これらは根本的には同じ行動であり、お伝えしたように人間の本能に基づくものと言えます。

 

原始人は不安や不快を敏感に感じ取ることで命を守ってきました。

例えば小動物のようにびくびくしながら周りを見回しているようなものです。

現代に生きている私たちも原始人と同様に不安や不快を嫌い、安心と心地よさを求めます。

つまり人より上の立場にいることが安心を生むのです。

実際には原始時代と違って、立場が上であろうと下であろうと命の危険があるわけではありません。

仲間外れになっても問題なく生きていけます。

でも、私たちが持っている遺伝子が人より上に立ちがり、仲間外れを恐れるのです。

 

いじめは快感

 

いじめを防ぐためには、人間の本来の行動に反した価値観や文化を確立することが必要です。

でも、人より上の立場を感じると安心とともに心地よさも感じます。

いじめている人はいじめている行為に快感を得ています。

だからなかなかやめられないのです。

 

いじめからは逃げるが勝ち

 

いじめは双方の思考が原始時代の遺伝子に影響されていることが原因です。

いじめるほうは立場が上であることを確認して安心と心地よさを感じたいのが心の奥にある動機です。

対して、いじめられるほうは仲間外れや自分の立場が下がることへの恐れから、強い負の感情を抱いてしまいます。

快感を感じたいためにいじめはエスカレートするし、いじめに合理性を感じないいじめられる側は自分は悪くないのにと思ってしまい、長い時間問題を引きずったままになってしまうのです。

 

私がおすすめする一番早い解決法は「逃げる」ことです。

いじめられている人は、いじめから逃げるのは理不尽だと思いがちですが、いじめに快さを感じている人には何をしても無駄です。

タバコやギャンブルが簡単にやめられないのと同じだと思ってください。

 

仲間外れを恐れる必要も、立場が下がることを恐れる必要も現代ではないのです。

 

今あるすべてを手放しても、逃げた人生のほうが何倍も輝く可能性があります。

なぜなら、楽しく生きることが幸運を引き寄せるからです。

いじめの中で苦しんでさらにネガティブになるよりもさっさと逃げましょう。

 

復讐は考えない

進化の過程にある私たちは原始脳の影響から離れ、新しい価値観を手に入れるチャンスに恵まれています。

 

すべての出来事は私たちの背後で働いているエネルギーの結果です。

私たちの思いや言動というエネルギーが周りの人や物と反発したり共鳴したりしながら自分に作用します。

いじめをするという思いや言動は巡り巡って必ず自分に返ってきます。

頭の中で復習をすることは自分をネガティブに引きずります。

それよりも今を楽しく生きることに思いを持っていくほうが自分の人生を何倍も輝かせることになります。

 

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